Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

小沢立民衆議「一年以内政権奪取」の幻

2020-09-24 21:32:25 | 国際・政治

先般の「ポスト安倍」→菅(すが)新政権発足と、それに対峙すべく結集を図った合流野党→(新)立憲民主党発足は、もう既知の所だろう。菅新政権は、流行続く中国大陸由来の新型コロナ・ウィルス感染症対策と、所謂「行政の縦割り構造打破」などへの強い対応に期待が持たれる所だが、今回は合流野党の事に少し触れようと思う。勿論 保守側に軸足を置く自覚ある拙者につき、必ずしも前向きな見方はできないが。

(新)立憲民主党は、両院議員計 150人レベルの大所帯・第一野党の座に上ったは良いが、保守側から広く指摘される、所詮は「選挙互助会的寄せ集め勢力」の立場から脱却できていないのではないか。発足後ほぼ一週間の動向を見ても、どうも菅新政権と「政策勝負」で対峙する様な気配は希薄で、結局はこれまで通りの「揚げ足取りのスキャンダル追及型」に終始する可能性が大きくある。枝野代表以下、折ある毎に衆院解散・総選挙の可能性を過剰に意識している事にも、それが表れている様に思えるが。

前回拙記事の段階でもう分かっていたのだが、(新)立憲民主党・事実上の最高実力者ともいえる小沢一郎衆議は「一年以内の政権奪取を目指す」とのたもうたそうだが、これなどは「取らぬ狸の皮算用」の部類ではないだろうか。過去に一度は手にした 旧民主党政権において、特記すべき芳しい成果を残した記憶がない様に思われるのだが。

その不良印象は、直近の世論調査にも端的に表れていると見られるが。某TV局の世論調査では(新)立憲民主党への期待度はほぼ 3割前後に留まり、期待せずがほぼ 6割に上った。政党支持率にしても、自民党のほぼ 40%に対し(新)立憲民主党は 6%強という現状。これで来年の政権奪取など「夢の又夢」どころか「幻」とはっきり言い切っても差支えなかろう。小沢衆議は、数字に表れたこの現実に 謙虚に想いを致した事があるのだろうか。

所詮(新)立憲民主党は「名ばかりの新党」にして、その実態は「旧社会党への後退」なる不良印象さえある。元与党の江田憲司、中村喜四郎の両衆議にしても「選挙巧者」というだけで擁しているのではないか。「選挙に強い」は事実かもだが、その事と色んな政策を打ち出せる強さは 所詮別物だ。そういう所も 我々日本人は、旧民主党政権下の「所謂悪夢の三年間」で学び得た事ではなかっただろうか。

そういえば、この所 小沢衆議と朝日新聞一味は随分懇(ねんご)ろになっている様だ。小沢衆議が自民党所属だった頃は対立者だったはずだが、その頃の矜持はどこへやらの趣。尤もネットを含めた世間評は「小沢衆議は、政局しか念頭にない人物」という事だから、以前は対立した左傾メディアとも、今は癒着という事でもご本人は支障ないという事か。

但し国民市民の視点からすれば、明らかに不信と不興を買う姿勢だろう。小沢衆議のこうした姿勢が変化しない限り(新)立憲民主党の政権奪取は不可能だろう。今回画像は、今夏の近場への行程「マイクロ・ツーリズムの思い出」岐阜・恵那市内の「田んぼ deアート」の今年版の様子。地元ゆかりの武将・明智光秀公をモチーフにした勇者が、流行続く前述感染症の鎮圧を祈念する図。傍らを行くのは、第三セクター・明知鉄道線。

コメント (4)
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