Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

次期立憲民主代表選ー活動家志向の人物ではダメだ

2021-11-15 00:04:44 | 国際・政治

「与党政局の次は野党政局」らしく、第一野党・立憲民主党の次期代表選が進行中は良いが、具体的な候補者絞り込みは依然不透明の様だ。又 同代表選に際し、与党でも見られた女性候補が不在とのブツブツも聞こえ、擁立の動きがある様だが、例えば参院に多い「初めに非難ありき」で 政策論争を軽んじがちな活動家志向では受け入れられないのは当然だろう。以下 先日の時事通信ネット記事を引用して、この問題を少しみて参りたい。

「立民代表選、見えない構図=本命不在で様子見」

立憲民主党の 枝野幸男代表が正式に辞任し、後任を決める代表選 (11/19 公示、11/30 投開票 ) の号砲が鳴った。しかし いまだ正式に名乗りを上げる候補はなく、構図は見えないままだ。背景には 衆目の一致する本命の不在に加え、争点の野党共闘をめぐる立場の不明瞭さがある。

現時点で出馬に意欲を示すのは、大串博志役員室長と小川淳也元総務政務官。昨年 9月の代表選にも出馬した 泉 健太政務調査会長や西村智奈美元厚生労働副大臣、馬淵澄夫元国土交通相らを推す動きもある。

ただ 大串氏は 11/12、記者団に「仲間と相談して検討したい」と述べるにとどめ、小川氏も「(出馬への) 決意は変わらない」としつつ明言を避けた。泉、西村両氏も 慎重に検討する姿勢に終始した。

馬淵氏を除く 4氏は 旧民主党政権で閣僚や党幹部を経験しておらず、党の刷新を望む中堅・若手を中心に「世代交代が進む」と歓迎する向きが多い。その一方で「党の中枢を担った経験がなく、この危機にかじ取りを任せられるのか」(党関係者) と手腕を疑問視する声も根強く、所属議員の間では 様子見の空気が漂う。

枝野氏が主導した共産党との共闘路線に対し、立憲民主内には不満がくすぶる。しかし、名前の挙がる顔触れは いずれも明確に方向性を示しておらず、保守系ベテランは「誰が出ても 枝野氏と大きな違いはない」と嘆く。

泉氏以外は 自身を中心とする党内グループを持っていないことも、構図が固まらない一因となっている。衆参両院で 140人規模の立民にとって、出馬の条件となる推薦人 20人の確保は高いハードルだ。党関係者は「出馬できるのは 3人くらいではないか」との見方を示している。

拙個人は 決して多くを期待しない野党・立憲民主の代表選とて、どの候補が選出されようと 現状のままでは枝野執行部を大きく上回る様な党の進歩と体質改善が期せないのは自明の事。云わば「予定調和」だが、対与党向けには鋭い非難を繰り広げながら、自党の態勢作りには言葉を濁す。このままでは責任のなすり合いとみられても仕方あるまい。そして「身内に甘い 立憲民主党」の不良印象を更に不動のものにするだけだろう。

拙者が申したいのは、決して「初めに非難ありき」の政治家のズラを被った活動家 (こういう輩は、参院立憲民主会派に特に多い!)を代表にしてはならない事。そして「容共は絶対ダメ」という事だ。つまり枝野執行部が図った「立共連携」は明らかに間違いだったという事。その事を率直に認め、かつ前述の不良な活動家志向に陥る事なく 党内の地道な立て直しを地道に行える人物があるかという事だ。

又 人材不足の証ともいえる、女性候補の事実上不在にしても「済みません、現状候補者がいません」という事実を一言の詫びと共に、率直に認めてはどうなのか。立憲民主の左傾シンパ中には、大阪選挙区で不覚を取った 辻元党副代表の不在を嘆く声も聞こえる様だが、これとて「ただの勘違いの泣き言」だろう。

そもそも 活動家志向とは距離を置く、政策重視の厚みのある人材を育てなかったツケを払わされているのだろう。こうした事からも 拙者はやはり立憲民主党に期待しない者だが、せめて国会内で騒ぎ立てるのを身上にする様なバカな輩だけは 党代表に頂かぬ様願いたいものだ。今回画像は、昨日まで機会あって出かけていた福島県下の JR磐越西線にての夕景。通り過ぎる新型気動車はハイブリッド式動力を用い、前方からディーゼル・エンジン音、後方からは新世代・VVVF制御の電車走行音が聴こえる面白い動力構成を採用。最近多い ステンレス車体は夕陽もよく反射して中々の見ものでありまして。

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