Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

小池東京都知事の少子化対策は、条件付賛成

2023-01-10 23:20:45 | 国際・政治

中国大陸・中共政府が所謂「ゼロコロナ政策」を打ち止めにする様だ。他の主要諸国に準じた 社会経済優先の方向に軌道修正するのだろうが、それにしては同国内の新型コロナ・ウィルス感染症拡大が深刻レベルに達している様だ。

同政府公式発表にては 犠牲者数は極めて少ない様なのだが、それとは裏腹に 同国内の斎場が大変混雑している様子を伝える動画が複数ネットに載せられ、又 感染者数も数億人レベルに上る様だとの報道もある。国連系の 世界保健機関WHOも、中共政府の感染状況発表は信頼性に疑問ありとし、正確な所の発表を促してはいる所。果たして同政府がどれ位本気か、注意して見守る必要があろう。

この状況に際し、欧米諸国や大韓民国に準じた水際対策を取ろうとする我国に対し、中国大陸は「報復無罪」とでも言わぬばかりに 我国から入国時もビザ発給を一次停止する措置に出た。まぁ予想されていた事ではあり 驚きはしないが。

本題です。岸田総理も触れた「異次元の少子化対策」に呼応する訳でもないだろうが、小池東京都知事が 独自の少子化対策を示された様だ。この施策の実施には、深い所での覚悟がそれは厳しく求められるだろう。以下、先日分だが ロイター通信ネット記事を引用して、みて参りたい。

「少子化対策、部分的対応では『異次元』にならず。小池(東京)都知事」

少子化対策について、スピード感が重要だとの認識を示すとともに「基本的な制度をいじらずに、部分の対応だけでは異次元にならないのではないか」と指摘し、具体策に向けた議論などを注視していく姿勢を示した。

岸田文雄首相は 1/4午後の年頭会見で「異次元の少子化対策」を進めると打ち出した。具体策のとりまとめに向けて 3月末までにたたき台を作り、その後も検討を深め 6月の「骨太の方針」で子ども予算倍増に向けた大枠を示すスケジュール感が想定されている。

小池知事は、人口の問題は「国が真剣に向き合って取り組むべき課題だ」として、岸田首相のリーダーシップに期待すると語った。

小池知事は 1/4午前、所得制限なく 東京都内の 18歳までの子どもに月 5000円程度を給付する考えを表明。同知事は 1/6の会見で、少子化問題は「一刻の猶予もない」とあらためて指摘し、今回の給付案は 女性の働き方や待機児童対策など、これまでの都の取り組みに連なるものとの認識を示した。児童手当の所得制限に関しては「あたかも罰を受けているようだ」と疑問を呈した。(引用ここまで)

小池都知事の今回対策は、まぁ「条件付賛成」という所だろう。東京都は 他の府県と違って財政面の懸念材料も少ないし、18歳未満の子どもらに 月 5000円程度の給付は可能だろうし、むしろ増額を求めたい気もする所だ。特に シングルマザーに代表される「ひとり親」家庭は金銭面も決して恵まれていない世帯が多いだけに、子ども一人当たり月 5000円の給付は「ないよりはあった方が」というのが実態だろう。

勿論 財政面の査察や検証は必要だ。一定の期間毎に健全性、正常性チェックを行うのは当然だし、状況によっては増額などが考慮されて良い。岸田政権も予定する「国」レベルに先駆けて動くのは良き先例になり得る。むしろ 3月末に具体策のたたき台作り、6月の「骨太の方針」で子ども予算倍増に向けた大枠提示では、遅きに失していると言えるのではないか。

詳しくは末尾のリンク記事に譲る所も多いが、少子化対策は できる所から速やかに手を打つ必要があると最近になってようやく少し理解できる様になったかかとも思う所。周期的な査察や検証で「ただのバラマキ」に陥らぬ様手を打つ事も大事だが、それを踏まえながらも 何でも良いから とに角何らかの具体策を良く見える形で打ち出すのも必要と心得る。今回画像は少し前、当地東郊・春日井市内の JR中央線・勝川駅そばで捉えた、名古屋方面へ向かう上り列車の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。「デイリー新潮 1/9付」都知事の少子化対策の希望と絶望 - goo ニュース

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