Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新型コロナ再拡大下の日中入国ビザは、基本相互禁止でいいじゃないか

2023-01-12 16:07:57 | 国際・政治

中国大陸の新型コロナ感染症は、同国中共政府の所謂「ゼロ・コロナ策」の事実上終了と 世界的にも問題視される、変異型ウィルスの台頭もあって 相当な感染規模に至っている様だ。同国の感染規模など発表は、中共政府公式には行われなくなったとかで 同国保健医療関連機関による様だが、世界保健機関 WHOも「数値の正確性に疑問有」との見解を表わしている。確かに主要先進国 G7中で我国の感染総数は最多、犠牲者数も上位は認めるも 中国大陸には感染規模などの正確な実態を報告させるべきが筋だが、無理か。

一方で実効は疑われるも、我国も 大韓民国を含む欧米諸国の決定に倣い、対中新型コロナ水際対策を羽田や成田、関西国際の各空港などで実施しているが、中共政府はその事への報復ともいわれる 我国からの対中渡航査証ビザの発給を一時停止の挙に出た由。この事態には、我国の弱い外交姿勢への批判も少なくない様だ。以下 ネット記事 2件を引用して、みて参りたい。まずは先日の読売新聞ネット記事より。

「中国本土からの入国者、成田で水際強化・・陰性証明書の提出義務づけ」

中国本土から入国する人への水際対策が 1/8から強化され、直行便での入国者に出国前 72H以内の陰性証明書の提出を義務づける対応が始まった。

成田空港では 1/8午後、上海からの到着便の乗客約 150人が抗原検査を受けた後、陰性証明書を提出した。帰国した 東京都町田市の会社員男性は「中国(本土)では感染拡大が進んでおり、水際対策はしっかりやるべきだ」と話した。深圳からの便で入国した中国籍の女性は「中国だけ対象なのはおかしい」と憤った。

政府は昨年 12/30から 中国本土からの入国者らにウィルス検査を行っている。(香港、マカオからの直行便については今日から対策を強化。我国入国時検査で出国前 72H以内の陰性証明書提出を求める予定。読売引用ここまで)

続いて雑誌「Smart FLASH」の昨日付ネット記事より。

「中国、日本に新規ビザ発給停止で高まる不満・・フィフィも『中国からの入国を禁止にしたら?』」

1/10、中国(中共)政府は、日本から同国に渡航するビザ(査証)の発給を一時停止することを発表した。

日本は 1/8以降、中国からの渡航者に対し 新型コロナ水際対策を強化しているが、これに対抗する措置とみられる。中国外務省の報道官は、会見で「いくつかの国が 中国に対して入国制限措置をとることに断固反対し、中国も対等の措置を取る」と述べたうえで「政治的な駆け引きや差別的な行為をしてはならない」と反発した。

タレントのフィフィは 1/10、自身の Twitterにこう書き込んだ。《正確の情報も出さずに、コロナ対策も放棄した国に対する防疫措置にいちいち口出ししたり、対抗したり・・日本も中国からの入国を禁止にしたらいいんじゃない?まともな国として扱う必要なし》

「ヒゲの隊長」こと自民党の佐藤正久・参院議員も同日、自身の Twitterでこう警鐘を鳴らした。《ここで日本が腰折れしたら、とても台湾有事の際、中国制裁はできない》

1/11午前、松野博一・内閣官房長官は記者会見で「一方的な措置で極めて遺憾だ」としてうえで、中国側に抗議するとともに 措置の撤廃を求めたことを明らかにした。

「わが国が 新型コロナ対策を目的として、国際的な人の往来を止めるものとならないように 可能なかぎり配慮をおこなって水際措置を実施している一方で、中国が新型コロナ対策とは別の理由で査証(ビザ)発給の制限を一方的におこなったことは極めて遺憾だ」

SNSでは、一方的にビザ発給を停止した中国(大陸)に対する反発が高まっている。

《水際対策は差別じゃないと思うな。公衆衛生上の問題ですよ。隔離やマスクもそうだけど》《抗議ではなく 中国から入国禁止にしろよ。どこまで弱腰なんだよ》

SNSでは 日本側もビザ発給を停止し、中国人の入国を禁止すべきという声も多くあがっている。高橋洋一・嘉悦大教授も 1/11、自身の Twitterでこう主張した。《相互主義でやれ。抗議せずに、日本もビザを出さないでよろしい》3年間ゼロ・コロナ政策を続けたかと思えば、突然 方向転換して、水際対策する国に逆切れでビザ発給を停止する。中国の身勝手な振る舞いに、日本はいつまで付き合わされるのだろうか。(Smart FLASH 引用ここまで)

本当に、拙視点からは フィフィさんと高橋教授のご見解がド正論に映る。松野官房長官の表明通り、(実効があるか否かは別として)我国の中国大陸発渡航者向け水際対策は、我々日本人の 命と健康を守る為の措置だ。もし仮に中国大陸渡航者が大きく増加した事により 我国の感染規模が更に増大する事あらば、我々の命と健康へのリスクが更に増すばかりか、仮に中国大陸渡航者にも我国内で感染症が認められる事あらば、中共政府は直ちに我国の過分な問責の挙に出る事だろう。前半記事の、中国大陸籍旅行者の我国向けの憤りは 恐れながら全く当たらないといえる。

懸念されるのは、中国大陸が これから旧正月長休「春節」に入る事だ。今年の初日は 1/22と聞いており、以後 2月上旬まで約 2Wに亘る様だ。水際対策の規制があるとはいえ、中国大陸からの渡航者は 現状では相当数に上る事が見込まれる。加えて同国内で深刻な感染拡大がみられるとされる 新型コロナ感染症禍についての正確な情報もなく、手を緩めれば 我国内の感染状況も更に悪化する恐れが付き纏う。そうなる事を少しでも避ける為にも、我国側も対中渡航ビザ発給を 少なくとも春節が終わる来月上旬まで停止すべきと心得るがどうだろう。今回画像も振り返り恐縮。昨初夏に訪ねた岩手・釜石市内の同港に近い辺りにて。通る線路は 三陸鉄道線。以下に 関連記事を 2件リンク致します。➀「私的憂国の書様」国民よ、企業よ、学習せよ ~ 中共はカントリーリスクの塊のような国なのだ - 外交 (fc2.com) ➁「美しい日本様」長谷川幸洋氏:中国・習近平がたくらむ「コロナ感染輸出」の恐ろしすぎる危険性 日本はどうすべきなのか?: 美しい日本 (cocolog-nifty.com)

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