Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

岸田総理のウクライナ国首都訪問は実現を願いたいが

2023-01-22 22:05:28 | 国際・政治

明 1/23から、今年の通常国会に入る。主に防衛安保と少子化対策の両面で 相当な与野党論戦が予想されるが、岸田政権には とに角できるだけ細部に踏み込んだ少しでも説得力ある答弁と説明を願いたい。多くは無理かもだが。これは質疑に臨む野党側も同じで、真の国益と国民の諸益の側に立った姿勢で臨んで頂きたいものだ。と申して、特に左派野党は聞く耳を持たないかもだが。

そうした多難な国会日程の合間を縫い、岸田総理がロシア国からの侵略に見舞われ続けるウクライナ国の首都・キーウ訪問の可能性が取り沙汰されている模様。戦禍の最中で安全面が懸念されるも、主要国 G 7中では唯一我国だけが首脳未訪問の事実にも留意しなければなるまいて。以下 今日の読売新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「岸田首相がキーウ訪問検討、ゼレンスキー氏と会談へ・・戦況見極め最終判断」

岸田首相はウクライナの首都キーウを訪問し、ウォロディミロ・ゼレンスキー大統領と首脳会談を行う方向で本格的な検討に入った。2月中の訪問を目指しており、戦況を見極めた上で最終判断する。先進 7カ国(G 7) 議長国として、ウクライナの支援継続を主導していく意向を表明するとともに、ロシアによる侵略を非難する共同文書を発表したい考えだ。

複数の 日本政府関係者が明らかにした。隣国ポーランドを経由する形で、陸路でウクライナに入る行程が有力となっている。キーウ訪問のほか、ロシアの襲撃を受けた他の地域を視察する案も浮上している。今月 23日に通常国会が開会するため、審議への影響が出ないよう週末を活用する方向で 日程を調整している。

ゼレンスキー氏との会談では、ウクライナへの民生支援を進める意向を伝えるほか、ロシアが核による威嚇を続ける中、首相がライフ・ワークに掲げる「核兵器のない世界」に向けた取り組みの重要性を確認したい意向だ。

首相は今月 6日、ゼレンスキー氏と電話会談した際、ウクライナ訪問を要請された。G 7では、ロシアのウクライナ侵略が始まった昨年 2/24以降、英、加、独、仏、伊の (各国)首脳がキーウを訪問している。米国は 国務長官や国防長官が訪れたほか、バイデン大統領が昨年 12月、ワシントンでゼレンスキー氏と会談した。G 7のうち、首脳がゼレンスキー氏との対面での会談を行っていないのは 日本だけとなっている。

5月に 広島でひらかれる G 7首脳会議(サミット) では、ウクライナ問題が主要テーマとなる。このため 首相自らウクライナを訪問し、支援の結束の重要性をせかいに発信することで、サミット成功につなげる狙いもある。

ただ ウクライナ情勢を巡っては、今年に入ってからも 東部ドネツク州で激しい戦闘が続いており、キーウを含む各地でも断続的に無人機やミサイルなどによる攻撃を受け、多数の死傷者が出ている。このため、日本政府は 首相のウクライナ入りに際し、安全が確保できるのか、ぎりぎりまで戦況を見極めていく方針だ。(引用ここまで)

この事案については 今朝の民放 TV番組の席上、木原官房副長官からも「現段階で何も決まってはいないが、しっかり検討する」旨が表明されており、拙者も拝見していた。前述の通り、今年我国は主要国 G 7会合の議長国。その中にあって唯一首脳が未訪というのも確かに拙いのは事実だろう。

しかし一方、ウクライナ国は相手国のせいとはいえ紛争中。必要とあれば 安全面のリスクがあっても訪問自体には反対しないが、海外での自衛隊活動に大きな制約があるのも事実につき、身辺警護の対応をどうするかなどを周到に計画調整願いたい。又 この事案はメディア報道が先走った印象も付き纏い、情報セキュリティ面を強化しないと 岸田総理の行程情報などが漏出し易く、為に必要な隠密行動などを支障する恐れもありはしないか。末尾のリンク記事に指摘ある様に、政府の対策も不足だろう。

G 7諸国との連携強化の為にも、ゼレンスキー大統領との対面会談実現を期待したい所だが、安全上の問題が払拭されないなら 対面断念➡オンライン方式を採る選択も残しておくべきだろう。その場合も、本当は対面を望む ゼレンスキー大統領向けの説明は周到丁寧に願いたいが。

露側に近い 野党国会議員ら政治勢力からは、岸田総理のウクライナ訪問を牽制する言動も聞こえてくる。紛争の渦中にある国への訪問には慎重を期すべきは当然だが、仮に見合わせるにしても 露側に媚びる勢力の圧力に屈する事がなき様、強い信念を持って臨んで頂きたい。今回画像も振り返り恐縮。先年捉えた、静岡県・富士河畔から仰いだ霊峰富士の様子を。通る線路は、東海道・山陽新幹線。遅れましたが、以下に関連記事をリンク致します。「私的憂国の書様」戦場訪問を事前広報? ~ 危機管理を理解できない政府関係者に唖然とする - 政治 (fc2.com)

コメント (2)
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