Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

病的参院、今こそ廃止と国会一院化の議論に踏み切る時

2023-01-27 00:08:33 | 国際・政治

先日 民放ラジオのニュースで耳にした事だが、左傾の朝日新聞関連誌「週刊朝日」がこの 5月中を以て休刊となる報を聞いた。まぁ ネット報道が主流のデジタル時代の波に乗り遅れたのと、以前から付き纏う 左傾側の政治情宣・プロパガンダ誌との批判や揶揄も聴こえてきた所からも 仕方がないのだろう。

購読数にしても、数十万人規模の老舗誌「週刊文春」「週刊新潮」の双璧に比べ 一桁は少なかったという。まぁこれ「休刊」というより「事実上廃刊」とみて良いと思うが、今は故人の広告評論家・天野祐吉さんの至言「私は週刊誌を読まない」のお言葉をなぞっている拙者には、些かの痛痒も感じないのが正直な所。「あ、そぅ」レベルの軽い空気感ではある。

本題です。今季の第 211通常国会が開幕。岸田総理の施政方針演説に続き 与野党各党の代表質問が進行中は良いが、参院において 一部の党や議員のあり方に物議を醸す例が複数生じている様だ。登院の必要がありながら ずっと外国に滞在してそれに応じなかったり、年金保険料未納を指摘されながら 善処を行わない、更に党レベルで明らかに不適切な所属議員の欠員フォローの挙に出るなど、国会の根源的信頼を揺るがしかねない事態にも繋がりかねない気配となってきたのも事実。この件につき 普段は左派寄り論調で不興の念も覚える夕刊紙、日刊ゲンダイが珍しくもバランスを弁えた様な論調を表した。以下 同紙デジタル記事を引用して、みて参ろうと思う。

「ガーシー、中条きよし、れいわローテ・・次々と物議醸す参議院に高まる『不要論』」

ここにきて 参議院の話題が世間の注目を集めている。暴露系 You Tuberとして人気を博し、昨年 7月の参院選で 海外在住のまま初当選した NHK党のガーシー議員。いまだ帰国せずに登院しない彼に対し、1/24に自民党の世耕弘成・参院幹事長と立憲民主党の田名部匡代・参院幹事長が 懲罰を科す方針で一致したと報じられた。

また 俳優で日本維新の会から当選した中条きよし議員について、年金 750万円が未納であると 1/19配信の文春オンラインが報道。中条議員は 1/23に記者団の前に姿を見せ、未納問題に対し「僕はうそはつきませんから、大丈夫です。歌だけですから」と一部未納については認めたものの、国民が納得するような説明をしなかった。

「今月は芸人で れいわ新撰組の水道橋博士が病気のために議員を辞職。そこで党代表の山本太郎氏は、その議席を 1年ごとに議員を入れ替えるローテーション制にすることを発表しました。法的には問題がないとはいえ、これが”元参議院議員”という肩書を得るための方策ではないかと、批判が高まっています。とにかく、今の参議院は問題だらけという印象がぬぐえませんね・・」(全国紙新聞記者)

■辛坊治郎とビートたけしが唱える「不要論」

そんな”れいわローテーション”に対し、フリーアナウンサーの辛坊治郎氏は 自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊知郎 ズーム そこまで言うか!」でその手法を批判した上で「もともと参議院はいらない派だから、参議院の国会議員がそれぞれの政党がどうしようが『そもそも参議院いらないだろ?』」と持論を展開した。また この人も参院不要論を唱えている。

「ビートたけしさんは 昨年の参院選の際、たけし軍団の水道橋博士が立候補しているにも関わらず『俺は参議院は必要ないと思ってる。同じような議院が 2つあってもしょうがないだろ』と主張し、話題になりました。”れいわローテーション”だけでなく、ガーシー議員や中条きよし議員の件など、ここにきて参議院が何かと問題視されています。このままでは、有権者との間で不要論は高まるばかりでしょうね」(前出の政治部記者)。これまでも タレント議員を乱立させるなど その存在意義が疑問視されてきた参議院。”良識の府”が帰路に立たされている。(引用ここまで)

その左傾志向の論調から 度々不興の念も抱いた日刊ゲンダイ記事だが、今度ばかりは一票だと思う。議会運営、法案審議に万全を図るなど、安全装置としての二院制の担い手が期待された参院だが、こうも院内の問題が多くては その存在を見直す主張が出てきても仕方がないだろう。不登院や年金未納の両問題はもとより、欠員を 1年毎に他の党員による交代にてなどとは、憲法上問題がなくとも 国会法などに違反の疑いもあろう。どれもこれも、常識や社会通念上決して認められるものではない。

参院でこうした問題が続くなら、本当に参院廃止➡一院化へと進んでも良いと 拙的には思う。前述記事の様な問題が進んでいるなら、行政改革や歳費抑制などの改革が進められて然るべきだろう。もしも一院化実現という事になれば、衆院で多少議席増となろうが、やはり議員総数削減ともなり、行財政改革の一助にもなり得る。そしてそれは、国民の総意に近い圧倒的多数の望む所でもあるのではないか。

中々に外交運営の難しい隣国・大韓民国にも 少しは見習うべき所あるは認める。国会の一院制だ。普段どんなに与野党が鋭く対立しても、国の命運に関わる様な時は、与野党一致で問題の対処に当たる姿勢を見せるべき。その為にも、参院廃止➡国会一院化に向けた議論を今から始めないと、という気にもなっている所。今回画像も振り返り恐縮。神奈川県下の JR東海道本線沿いで待機の、JR東日本の試験列車の様子を。

コメント (2)
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