参議院選挙に寄せて

第20回参議院選挙が明後日に迫って参りました。祖国の将来に向け、我々国民の意思が問われる所です。
参議院・・・それは往々にして国政の盲腸の様な捉えられ方をする場合があります。
最早衆参の2院制は不要であり、行財政改革の見地からも1院制とすべきとの論調があるのも事実です。ただ一考を要するのも事実です。
合衆国など主要国に上院、下院がある様に、2院制は色んな法案審議に慎重を期す事が出来、場合によっては審議のやり直しが可能な為、運営如何では国民の理解を得易い事でしょう。遺憾ながら実態は大きく乖離している様ですが。
参院選は直接政権を選択する訳ではない為、ある程度でも国民の気持ちに余裕が生まれ、政治情勢や政党選択を冷静に行い易い特徴もある様です。
今回は国民的論議に発展した年金問題、自衛隊の対外派遣、北朝鮮による拉致問題、国内の治安低下など内外に様々な問題を抱えながらの選挙となります。
これらの問題を少しでも把握し、今後の展望をできるだけ持ちながら、投票所へ向かいたい所です(7/9記)。*(椰子)*