コナサン、ミンバンワ!昨日辺りより、残暑お見舞い所か、秋雨前哨戦の様な優れない天気と相成った。時折強く降る雨は頂けないが、気温も少しは下がったので、猛暑で些か来ている身には、それはそれで有難くも感じる。何ならもう、残暑ぶり返しはなしで、このまま秋に突入してくれても良いのだが、そう都合良くは参らない・・・か。
さて、今月のテーマ、拙近所の写真撮りについて、今回は地元の大私鉄、名古屋鉄道の事を少し。
1894=明治27年の創業以来、一世紀を超える歴史を誇り、中部の経済文化に多大な貢献を続けて来た名古屋鉄道、今回はとりあえず沿革などは次の機会に譲るとして、同鉄道の沿線で絵になりそうなポイントについて少し触れておきましょう。
JRや名古屋地下鉄、それに近畿日本鉄道などと連絡する名鉄名古屋駅より、岐阜や犬山、津島方面への各駅停車の列車に乗り二つ次の駅、東枇杷島にて下車し、庄内川の橋の方へ県道を徒歩にて約10分で、同川の堤防上へ出る。橋を渡らずに、名古屋側の線路沿いが愛好者、一般者のいずれにも勧められる所だろう。地元各位は概ねご理解の所で、名古屋方面より岐阜や犬山へ向かう列車が、名古屋都心の高層建物を背景に、好位置より捉えられる地点として知られる。庄内川を渡り切った所が名古屋本線と犬山線の分岐点で、線路配置と信号の関係より列車は最徐行にて通過の為、撮影にも好都合だろう。
添付の画像は、一昨年まで現役だった伝説の名物車、パノラマカーの最後の雄姿。岐阜寄りの展望車両は現在は消滅してしまった為、これは貴重な記録となりそうであります。