この 12月も、拙ブログを宜しくお願い致します。進行中の臨時国会は、衆参両院にての各党代表質問が進められている。かねて問題の政治改革や、所得税の所謂「103万円の壁」への対応が議題の双璧ともみられるかも知れない。
それと共に、先般のアジア太平洋諸国会合 APEC席上の 石破総理の芳しからぬ態度なども問題視されている様だ。勿論放置すべきではなく、適切な範囲で野党側が取り上げるのは 拙者も反対はしない。この所は与党側からも厳しい姿勢が示され、一部には石破総理の進退を促す見方があるのも事実。そういう見方も又 頭から否定すべきものでもないと心得る。その辺りにつき、以下 今日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参ろうと思う。
「自民。青山繁晴氏 石破首相は『人間関係作れない』『外交儀礼ができない』『潔く辞任を』」
自民党の 青山繁晴参院議員は 12/3午前、ニッポン放送のラジオ番組で、石破首相の外交姿勢について「人間関係を作ることができない。外交は 礼儀を合わせてお互いが敵でないことを確認するプロトコル(外交儀礼)の世界だ。それが全然できていなかった。苦しいスタートだ」と指摘した。
石破首相を巡っては11/15にペルーで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)で本格的な外交デビューを果たしたが、駆け寄ってきた外国首脳に座ったまま握手したり、一人でスマートフォンを操作したりする場面が物議を醸した。
青山氏は一連の石破首相の立ち居振る舞いについて「ちょっとショックだった。そういう姿の日本の首相は今まで見たことがない」と語った。
安倍晋三元首相と蜜月関係を築いた トランプ米次期大統領については「(死去した)安倍氏への追慕も非常に強く、石破首相と会いたくないのだろう。(石破首相は)安倍氏の政敵だったという印象が インテリジェンス(機関)から入っているようだ。これを打開するのは大変だ」と述べた。
石破首相とは 30年近い付き合いだと触れた上で「このまま無理にとどまるよりは、2024=令和 6年度補正予算が成立すれば 潔く辞意を表明すべきだ」と早期退陣を訴えた。(引用ここまで)
一部に僅かな誇張の様な所見られるも、青山参議の発言は 概ね石破総理の主な問題点に適切に触れている事は留意したい。前述補正予算が成立次第、辞任を促している所も 決して危険でも大袈裟でもないと拙者も感じている所だ。
先日の アジア太平洋経済協力会議APECでの不良姿勢は、是非一度 国会にても糾して頂きたい気もする所。前述のいずれの場面も芳しくないのは事実。今後に向け 余程本気の改善が見られなければ、青山参議も唱えられる 早期の辞任を視野に入れるべきでもあるのだろう。
「来年 1/20の就任までは、公人として会う訳にはいかない」が基本姿勢とされる トランプ米次期大統領だが、政見近い北隣のカナダや南米ペルーの各国元首とは 非公式でも既に会談の席を持ったという事だろう。トランプ次期大統領は、或いは青山参議がご指摘の通り 石破総理との会見に乗り気でないのかも知れず、事実なら 今後の日米同盟にも暗雲が垂れ込める事ともなりかねない。
先日の APECでの失態も、既に米合衆国の諜報網により 全てトランプ次期大統領向けに情報が届いているかも知れない。マイナス要因と捉えられれば、日米同盟へのマイナスイメージは計り知れないものがあるかもだ。
今臨時国会の代表質問も間もなく終わり。何本かの法案採決もあろうが、石破総理の統率力は 青山参議のご指摘を待つまでもなく怪しいものが付き纏う。
もしかすると、来夏の参院選は 石破政権では戦えないとの声も多く出てこよう。良い見通しが描けないなら 残念ではあるが、石破総理は早期の辞任も視野に入れられるべきかも知れない。今回画像も振り返り恐縮。先年夏 横浜市内にて、西日本方面から東上の 夜行特急「サンライズ」の様子をもう一度。
首相のひどい姿はご指摘の通りですが、こういう人物と予測されていながら、「総裁選」の2回目の投票で石破氏に票を入れた議員の責任を、もっと問うべきでないかと考えます。
国際政治の舞台で日本の地位を落とし、反中政策を掲げているトランプ氏を知りながら、媚中の外相に媚中発言をさせているのでは、「日米同盟」の深化に役立つのでなく、反トランプ政権とみられます。
石破氏の醜さもさることながら、氏に投票した議員たちの醜悪さに怒りを覚えます。この議員諸氏は、国益を忘れ、私益を優先しましたね。
仰る様に、石破総理の深刻なブレた姿勢もさる事ながら、
自民総裁選で同氏に投票した同党議員の問責は強く行
われるべきと拙者も思います。
こんな風では、今後難化が予想される日米同盟を含む
外交関係にも芳しからぬ影響が大きく出る事を懸念
する者です。
「国益より党益私益優先」が事実なら、それは厳しい
処断がされるべきでしょう。まずは お礼まで。