今月二度目の、五月雨の休日となった。これから寒冷前線が当地東海を通り、一時荒れ模様となるらしい。関西にて複数感染が生じたらしい新インフルエンザ共々、心より大過なきを祈りたい所だ。
さて、五月と言えば新緑の時期。花の時期四月の後、梅雨の六月まで、我々にとっての(変な意味とは違う・・笑)目の保養をしてくれる。山がちの祖国日本の事、当地近辺にも見所はあるが、俺にとり思い出深いのは、福島県奥只見のそれだろう。
奥只見と言えば、戦前戦後の伝説の実業家で元東北電力会長、白州次郎さんのご尽力による電源開発活動が有名な一方で、人手が加えられない緑も又多い。蛇行する只見川の美しさは絶品。晴れればベストだが、雨の日のモノトーンの雰囲気も味わい深く、どちらも山峡の魅力を存分に味わわせてくれるのである。
近年は年に数回、かつてここの地で働いた蒸気機関車の復帰運転も執り行われる様になった。今年は新緑の今週末と七月前半、それに紅葉の時期にかかる十一月前半に運転が予定されている様だ。俺も今週末は今年最初の行程を計画中。余程の荒天でなければ、晴雨どちらも、今から楽しみな所であります。