Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

トラックと高速道無料化

2009-10-21 23:57:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今月は、鉄道記念日を初め、交通にまつわる節目の日が幾つかある様ですが、10/9は「トラックの日」だそうですね。陸の物流の主役として、又日々の物資の使者として、トラック輸送は今や我々の生活と不可分な役目を担っています。勿論その業務は色んな面で厳しく、ドライバーの方々は、貴重な物資を預かる重責と、納期を厳守すべく届ける「時間との闘い」に臨む訳です。

こうした方々の強い味方が高速道路であるのは事実。自動通行料収受システムETCの加入車も多く、曜日と夜間などの時間帯によっては、大幅な通行料割引が受けられます。
今、再来年春までの期間限定にて、一般車向けに原則距離無制限にて一回|\1000の通行料特割が実施されていますが、これに何とか業務で利用する事の多いトラックやバスなどを加えられないものか、と思ってしまいます。民主党連立政権により、通行料原則無料化が模索されてはいますが、私はその前にやるべき事があると見ています。

高速道を通るトラック乗務の方々の声を聞く番組を拝見すると、高速道無料化に一概に賛成と言う訳ではない事が分る。
段階的にせよ、無料化すれば利用車が激増し、慢性渋滞の箇所も増える。結果運行時間は延びがちとなり、通行料が無料となったにしても、時間が遅れれば無料効果も減殺されてしまいます。

もう一つ、例えば関西より四国へと走る場合、従来なら高速道より運賃安価なフェリー船に乗っての移動も可能。こうすればドライバーは移動しながら仮眠などの休憩ができ、安全運転にも寄与して来た。もし、高速道が無料化する様な事があれば、こうしたフェリー船の便数は激減し、他方道路の休憩所、パーキングエリアは不足して場所の奪い合いが起こり、その事が、休養不足よりの過労運転を強いる結果となり、生命に関る重大事故の危険も増してしまう事になりはしないでしょうか。

無料化と言えば聞こえは良いが、こうした負の部分も良く勘案して考えて下さっているのか、ちと疑問の残る所ではありますね。

後、ガソリンやディーゼル燃料などに課せられる揮発油税、軽油税とか自動車本体向けの重量税と言った、所謂道路財源が割高な暫定税率のままであるのも納得ができない。これは業務に関るプロである、トラック輸送関係の各位はより痛感していらす事でしょう。これを、現状の半分強位の本則の税率に戻すのが本来のスジ。高速道無料化は、それから考えるべきではないかと思うが如何でしょうか。

想えば、来年度予算も今年度を\数兆も上回る過積載状態に陥っています。
政権公約マニュフェストの厳守は大事かも知れないが、それは原則論。
あくまでも医療、保育の両危機への対応を初めとする重要度の本当に高い所から、実現へ向けて動くべき。
あれもこれもは同時に叶うはずもなく、無理をして人気取り策を強行すれば、大衆迎合=ポピュリズム政権に堕しかねず、これも又速やかな改善を要する不健全財政を更に悪化させる事となりかねないでしょう。*(プレゼント)*
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