Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

唖然!山崎元自民副総裁は「党紀」よりも「私情」が優先らしい

2021-11-11 11:06:29 | 国際・政治

今秋も立冬を過ぎ、朝晩はよく冷える様になってきた。日本海側は荒天気味の様で、毎年の事だろうが 今の季節は日本海側から変わってくるらしい。当地愛知を含む太平洋側は、お蔭様で暫くは晴天が続く様は良いが、朝晩の温度差には要注意だろう。

一旦は下火とはいえ、まだ油断ならぬ中国大陸他由来の 新型コロナ・ウィルス感染症再拡大の懸念が続く。拙者は、夜間を含む外食や一定程度の遠出は、会話時マスク着用や折々の手の消毒など 対策さえきちんとしておれば認められるとの立場だが、首都圏などでは感染度合が下げ止まっているとの報も聞く。又 去年は抑え込みに成功した季節性インフルエンザも、今季は一定の流行がありそうとの指摘もあり、この辺りは引き続き油断なき様にしたい所だ。

本題です。この報は本当に「聞いて呆れる」ものだろう。先の衆院選、地元の大阪第 10選挙区で盤石を謳われながら 他党若手候補に不覚を取った、辻元清美・立憲民主党副代表の応援演説に あろう事か、山崎 拓・元自民副総裁が入った醜聞はご存じだろう。その動機が何と「友情」からだったと言うのだ。重大な自民党紀違反も疑われるこの問題、昨日の産経新聞ネット記事を引用して みて参りたい。

「山崎 拓元自民副総裁、辻元氏応援は『友情』」

自民党の 山崎 拓元副総裁は 11/10、衆院選で大阪 10区から出馬した立憲民主党の辻元清美氏を応援したことについて「一言でいえば友情だ。立憲民主の応援に行ったわけではなく、辻元氏個人の応援に行った」と説明した。東京都内で 二階俊博元幹事長らとの会食後、記者団に語った。

会食には 小泉純一郎元首相と武部 勤元幹事長が同席したほか、武田良太前総務相も途中から合流した。山崎氏は、自民大阪府連から処分を求める声が上がっていることに関し「武田氏に任せる」と述べた。

山崎氏は選挙期間中の 10/27、大阪府高槻市で辻元氏の応援演説を行い「辻元清美氏が当選すれば、日本の政治のためになる」(など) と訴え、同氏への投票を呼びかけた。同選挙区では 日本維新の会の候補が当選し、辻元氏と自民候補は比例復活も果たせず落選した。(引用ここまで)

全く「説明」でもなければ「言い訳」にもならぬ言い草だ。先日の 二階元自民幹事長らとの会食と言い、辻元立憲民主副代表向けの「立場を弁えぬ」応援演説と言い、山崎元総裁の言動は「自民党への忠誠より私情を優先する人物」とみられても仕方がない。自民大阪府連は 山崎元副総裁の除名処分を上申し、世耕弘成・同党参院幹事長も同意の方向とされる。同時に、前述の人物らとの接触は、媚中朝姿勢という事では共通するというのが拙印象だ。

現役を退いた今だから記すが、かつて拙者が現役だった今世紀初 拉致日本人被害者中 5名の各位が帰国されて間もなく、当時自民幹事長だった 山崎元副総裁の訪朝が伝えられた事があった。これにつき 当時の上司と少し話題になったのだが「拉致事件の未解決部分の対応に赴かれたのですかね?」との拙問いに対する元上司の答は「いや、あくまで私用だろう」というものだった。

想えば 山崎元自民副総裁は、北鮮内にも少なからぬ便宜を受けられる所が幾つかある様な話も聞いた。内容がどうかは踏み込まないが、同元副総裁はここでも「党紀よりも私情」を優先せんとした不良意図が見られる様に思うのだ。

前述の野党幹部向け選挙応援演説にしても、そうした「媚中媚朝的」よしみからの線がありはしないか。そういえば辻元副代表は 国会質疑の激しい対自民攻撃的追及の一方で、媚中的な自民党幹部への攻勢はほぼ見られなかった模様。つまり「相手を選んで攻めていた」という事だ。辻元副代表は どの途国会復帰を図って諸々の工作を仕掛ける事だろうが、有権者各位はこうした性向も見極めて 投票に臨むべき。

話を戻す。ここは政権をも担う、岸田自民執行部の蛮勇が問われる事だろう。一言、山崎元副総裁の除名処分断行を願う。中途半端な甘い処分では、子供達や若者達に「友情」の意味が間違って伝わってしまう事となりかねない。決してそうした事で、我国の未来を歪めてはいけない。又それができなければ 特定野党や左傾メディアに余分な攻撃材料を投げ与える事にもなり得るから。

最新の自民党人事につき、山本太郎「れいわ新撰組」代表は 麻生太郎自民副総裁に向け「財務省の手先。その罪業は万死に値する」などと 厳しい政治家としての引退勧告を発した様だ。麻生副総裁の言動に一定の難がある事についての言及だろうが「万死に値する」の表現が適切なのか?物議を醸してもいる様だ。

拙者は山本代表に対し「その言葉、麻生副総裁より先に 山崎元副総裁にぶつけられたし」と申したい所だ。果たして同代表にその意思があるか否かは別として。今回画像も以前ので恐縮。三重・桑名市付近で見かけた、大阪方面へ向かう 今春引退したとされる近畿日本鉄道の先代特急列車「スナック・カー」編成の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 山本太郎よ、「万死に値する」の意味を勉強し直してから出直してこい - 政治 (fc2.com)

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「機微技術」という言葉をご存じですか?

2021-11-09 23:13:04 | 社会・経済

この所続発する 鉄道列車を舞台にした一連の事件は、一鉄道ファンとしても誠に遺憾だ。今夏の小田急電鉄線にての刃傷事件を模倣しての動機が多く、容疑者の年齢も 若手から中高年など多岐に及ぶ。ほぼ 2年に及ぶ、中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症禍に伴う社会経済へのダメージに伴う不満に絡む所業である可能性も大きくあろう。

中には明白な殺意を以ての挙もあって 容疑者の処分は厳重にすべきは当然だが、鉄道を初め 公共交通を利用するに当たっても、我々はこれまでとは異なる心構えを持つべきかも知れない。想えば列車内での凶悪事案は以前からない訳ではないし、航空機やバスなどの乗っ取り、タクシーに関する凶悪事件もない訳ではない。

或る専門家の方の話で、乗車の折 ほんの少し車内の様子が変化する風に注意するだけでも、安全度が違ってくるという事らしい。少しで良いから これまでより注意して乗った方が良いという事かも知れない。初めは鬱陶しくも、慣れの問題でもあろう。又 これからも車内事件が絶えない様なら、諸外国で実施例がある様に 鉄道や地下鉄の駅などでも利用者の手荷物検査などを視野に入れるべきかも知れない。

本題です。拙者が少し前から気にしている言葉に「機微技術」がある。我々の生活と、国防安保に係る両面に亘る 先端工業技術などの事だが、我国のそれが セキュリティの頼りなさもあって海外に流出するリスクも小さくない様だ。以下 先月下旬の日本経済新聞ネット記事を引用して、少しみて参りたい。

「機微技術とは AI や量子、軍事転用の懸念」

▼機微技術 軍事に用いられる可能性の高い技術。武器製造などの技術のほか、軍事転用されやすい民生用の技術を含む。

例えば人工知能 (AI) や機械学習は AI 兵器に転用される。ディープ・フェイク (偽画像) で社会の混乱を引き起こす悪用の懸念もある。量子コンピューターや量子暗号、極超音速といった先端技術も軍民両用の技術だ。

政府は 外国為替管理法などで安全保障上の懸念がある国への流出を防ぐ。「リスト規制」は 兵器に転用できる具体的な品目を挙げ、大学や企業が外国人らに その製品や関連技術を提供する場合に事前申請と許可の取得を求める。軍事転用の危険性が極めて低いもの以外のほぼ全てを対象とする「キャッチオール規制」は、提供先などをもとに 安全保障懸念があると判断した場合に規制する。

軍民両用の先端技術の拡大で、こうした基礎研究に取り組む大学が標的になる。中国(大陸) が豊富な資金をテコに海外の優秀な研究者を集める「千人計画」をめぐり、参加の事実を隠した 米ハーバード大の教授が起訴されたこともある。

  (引用ここまで)

機微技術は民生と国防安保の両分野に亘る為「デュアル・ユース」と呼ぶ事もある様だ。又 これまでの主な流出懸念のある行先として、中・露両国などが挙げられる様だ。勿論、北鮮も入るかもだが。特に折々、自衛隊関係者が露の工作員関連人物に騙されて技術情報流出に関与させられたり、中国大陸の留学生や技術関係者らが 我国の前述技術を持ち出した可能性、更には昨年来物議をかもした 日本学術会議の元会員複数が中国大陸の「千人計画」に加担していた疑惑などは有名な所だろう。

政府が主導し 留学生向けの先端技術提供は許可制にすべく動いてはいる様だが、全国の大学などで徹底されている訳ではなく、未対策の所が 1/3超に上るとか。我国益にとり明らかなマイナスであり、又 国際競争力を削ぐ事にもなりかねないだけに、岸田政権には 関連企業や大学を含む研究機関への啓蒙と共に 更に強い対応策を願いたいものだ。同時に我々国民としても、こうした技術の対外流出問題に日頃から関心を以て注視し、必要なら流出の阻止や抑止の為 声を上げる事も必要だろう。いつまでも技術情報漏れっ放しでおいてはなるまいて。今回画像は、今も折々練習撮影に参る 当地都心の金山公園付近の様子を。通る線路は JR中央線。

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岸田政権は沖縄・尖閣の防空力向上と真摯な向き合いを

2021-11-07 14:46:29 | 国際・政治

先の衆院選、事実上敗北の引責に伴う枝野党代表辞任と、その後任を巡り 複数候補が取り沙汰されるのは既報だが、全て男性候補で女性候補が不在らしい事も話題の様だ。旧民主党時代に代表経験ある 蓮舫参議の立候補も囁かれたが、どうやらそれはなさそう。この問題につき、一部の「アホな」左傾メディアが 蓮舫参議同様にノイジーな 森 裕子参議を担ぎ出せと煽っている様だが、やはりどこまでもアホな発想だろう。

森参議とくれば、他の立憲民主男性参議複数に伍した「初めに騒擾ありき」の活動家だけ議員。公党トップの経験もなく、声高なだけで統率力も まとめの力も未知数・・というより疑問符のつく人物ではないか。いかに他の女性候補不在とはいえ、森参議だけは候補に含めるのはどうかとも思う者だ。まぁどうするかは 拙者と立場の異なる野党の問題につき、党組織の判断次第という事になるが。

本題です。こんな特定野党の次期代表選問題に振り回される事なく 岸田政権には依然気の抜けない中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症対応問題やその関連の経済再建策を初め、内外の諸問題に粛々と当たって頂きたい所だが、外交・安保面の少なくとも当面の大きな課題が沖縄・尖閣海域辺りの中国大陸との対峙にある事は論を待たないだろう。この問題と対策などにつき、少し長いが昨日付の産経新聞ネット記事を引用して みて参りたい。

「(独自)尖閣防衛 戦闘機拠点を離党に拡充 空自検討」

航空自衛隊が 尖閣諸島(沖縄県石垣市) など南西諸島での中国(大陸) との有事をにらみ、戦闘機などの展開能力を強化し 壊滅的な被害を防ぐため、運用拠点の拡充を検討していることが 11/6、分かった。平素は民間航空機だけが運航している離党の空港に 有事には戦闘機を展開させ、輸送機も送り込んで住民避難に充てる。それに向け、離着陸を支援する整備員や管制官を現地に急派する態勢を整える。

現状では 沖縄県で空自の戦闘機などの運用拠点となっているのは那覇空港だけで、同空港の滑走路が中国(大陸) のミサイルによる攻撃で破壊されれば、南西諸島で戦闘機などの運用拠点が失われてしまう。運用拠点の拡充は、沖縄の離党にある空港を 那覇空港の代替拠点として活用する構想の一環でもある。

那覇空港に戦闘機を集中させていると 攻撃で壊滅する恐れもあり、有事には別の拠点にも分散配置して壊滅を免れる狙いもある。

沖縄県では宮古空港(宮古島市) と新石垣空港(石垣市)、与那国空港(与那国町) は滑走路の長さが 2000m。空自戦闘機の F15と F2、F35Aは通常 2400m 以上の滑走路を使い、3空港は長さが足りないが、2024=令和 6年度から納入が始まる短距離滑走離陸、垂直着陸が可能な F35Bは数百m の滑走路でも離陸できるため 運用は可能だ。輸送機の C2や C130、C1も 3空港で離着陸できる。

下地島空港(宮古島市) ぱ 3000mの滑走路が設置されており、F35B以外の戦闘機も離着陸が可能だ。

離島の空港で戦闘機や輸送機が有事に離着陸できるよう、空自は運用を支援する部隊として「飛行場群」を編成することを検討している。有事では 空港で管制を担っている国土交通省職員では対応できないため、空自の管制官を急派し 整備員も随伴させる。派遣する隊員は 1つのチームで 30人以上を想定している。輸送機で空港に緊急展開させる。

尖閣侵攻で中国(大陸) 軍は 宮古・石垣両島にも同時侵攻してくる恐れが強い。尖閣と宮城・石垣両島を 1つの戦域と捉えているためで、そうした事態で住民を避難させる上で 輸送機の展開も重要性は高い。

◆未完の体制 増設は急務◆

航空自衛隊が 南西諸島で戦闘機や輸送機の運用拠点拡充と離着陸支援の態勢整備を検討していることが明らかになった。対処力と住民避難の強化で意義はあるが、戦闘機の常駐拠点増設も不可欠だ。沖縄の宮古・石垣・与那国の 3島と 鹿児島の奄美大島への陸自配備が柱に据えられてきた南西防衛強化は未完といえる。

実は、管制や整備で離着陸を支援する部隊「飛行場群」の編成構想は旧ソ連を念頭に置いた冷戦時代からあり、手つかずだった。武力攻撃事態では 特定公共施設利用法に基づき、平時は民間機だけが運航している空港も 自衛隊と米軍が活用できる。空自戦闘機の拠点が増えれば 待機中の戦闘機がミサイル攻撃で壊滅するリスクを減らせる。航空作戦は「地上では分散、上空で集中」が鉄則だ。

沖縄の下地島空港を戦闘機が活用する構想も手つかずだ。中国(大陸) の脅威の高まりを受け、20年ほど前から 自衛隊では有用性が指摘されてきた。自衛隊幹部は「那覇基地の 2つの飛行隊のうち 1つを下地島空港へ移すべきだ」との見方を示す。平素から地上での分散に繋がる上、尖閣諸島(沖縄県石垣市) まで 下地島からは約 200kmで、約 420km離れている沖縄本島の半分の距離だ。

逆に、下地島空港が平素から活用できないままで 那覇の戦闘機が奇襲攻撃で壊滅すれば、南西諸島での航空優勢の確保は難しくなる。そうなれば 離党に輸送機も展開できず、住民を避難させることもできない。

にもかかわらず、下地島空港の活用に向けた政府の動きは鈍い。1971=昭和 46年と 1979=同 54年に政府と交わした覚書と確認書を根拠に、県が人命救助と緊急避難などを除いて 自衛隊の活用(軍事利用) を認めていないからだ。政府も地元の反発を恐れ、タブー視しているように映る。県と覚書を交わした半世紀前とは 安全保障環境はまったく異なる。台湾有事で米軍の介入と自衛隊の支援を阻もうとする中国(大陸) の攻撃が 南西諸島に波及する危険性も高まっており、下地島空港への戦闘機常駐は待ったなしの課題だ。(引用ここまで)

前出の、政府と沖縄県間の「覚書」とは、屋良朝苗・初代沖縄県知事時代の所謂「屋良覚書」の事であろう。当時はまだ日米沖縄戦時のトラウマが色濃く残る時代で、一定は軍事力の逸走抑止の為だった事も分かりはするも、やはり昨今の安保情勢に即した見直しと 現実に沿った更新=アップ・デートが行われなければなるまいて。まぁこれは、日本国憲法改正の諸問題にも言える事だが。

宮古島市の下地島は そうした覚書問題に加え、下地島空港の近辺には 自衛隊や米軍の緊急利用を阻むべく、本土から移住の左派容共的な住民複数が土地取得・居住に動いているとの情報も聞いた。事態と問題が複雑化する前に、岸田政権には下地島空港の防衛面活用を可能にすべく、それこそ折々 橋下 徹弁護士らが主張される「政治の力」で沖縄・尖閣の防空力向上に尽力を願いたいものだ。

政府と沖縄県の間には、この問題以外にも 危険極まる普天間基地の辺野古地区移設問題を筆頭に、難題複数があるのは理解するが、辺野古問題などを並行して折り合いをつけ、沖縄周辺の防空力向上に取り組んで行くのは不可能ではないと思う。中国大陸は当面、日台両方面への目立つ侵攻がないとは言われるが「もしも」の場合に備えるのが防衛策だろう。

その基本に則り 可能な方策を全て打てる様、強い信念と毅然とした姿勢で向き合って頂きたい。一見尤もらしい「脅威に備える以前に、その脅威を振るわせない様にするのが良い」とした福田康夫元総理の表明などは、やはり寝とぼけていると申さざるを得ないのではないか。今回画像も以前ので恐縮。昨年の今頃訪ねた、静岡県下の浜名湖西岸辺りの様子を。通る線路は、天竜浜名湖鉄道線。以下に、関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 見え始めた岸田政権の親中路線 ~ 林芳正氏を外相に起用 - 政治 (fc2.com)

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特定野党の国対枠組みから離れた 国民民主党の姿勢を評価する

2021-11-05 23:50:39 | 国際・政治

先の衆院選に際しての、前川喜平・元文科事務次官の「我国の有権者は、かなり愚かではないか」との SNS発信は誠に酷いものだ。今は左傾勢力に取り込まれた感のある同氏が何を言い、何を書き、何を発信しようがそれは自由だろうが、かつて文教を司る省庁を率いた人物として 己の所業の一結果としての衆院選自公勝利という事実に、自らの責任を認める事なく国民各位のせいにする不良姿勢は決して認められないものだ。

この発言に際し「やはり」多くの批判が寄せられ炎上に至った様だが、中でも 橋下 徹弁護士による「自分の考えこそが 絶対に正しいと信じて疑わない勘違い野郎」との厳しい反応が 最も正解に近かろう。同氏は又、前川元次官の言動は「民主主義の根幹を蔑ろにするもの」との非難も出されている。どちらも当然だろう。

この様に「本当は国民主権を尊重しようとしない左傾勢力」の支持を集めたとされる 特定野党の国会対策委員長会談枠組みから、国民民主党が離脱する意向の様だ。やはり共産勢力とは協調しかねるというのが、大きな理由であろう。以下 昨日の毎日新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「国民(民主)、野党 4党の国対枠組みから離脱、玉木代表『各党と等距離で』」

国民民主党は 11/4の役員会で、立憲民主、共産、社民との野党 4党の国対委員長会談の枠組みから離脱する方針を決めた。「国民」は衆院選で 公示前の 8議席を上回る 11議席を確保し、政策提言を軸とした「改革中道」の第三極路線を強める考えだ。

「国民」を含めた野党 4党はこれまで、臨時国会開催要求などで足並みをそろえてきたが「国民」の玉木雄一郎代表は「対決より解決と言ってきたが、この枠組みでは『対決している』と言われる」と指摘。「基本的に 各党とは等距離で、政策本位で付き合う」と述べ、同じ連合(日本労働組合総連合会)を支持母体に持つ立憲民主党とは 距離を置く姿勢を明確にした。

自民党の 甘利前幹事長らの「政治とカネ」の問題や、東京五輪及び障碍五輪の水際対策などに関して、政府・与党を追及するため 4党が実施してきた「野党合同チーム」にも今後は参加しない。玉木氏は「役所の皆さんをつるし上げる形では、欲しい情報は引き出せない」と述べた。

「国民」は、同じく第三極路線を取る 日本維新の会と連携を強めるとの見方もある。11/4に国会内で開かれた各派協議会はこれまで、立憲民主、共産の国対幹部と事前に打ち合わせした後で出席していたが「国民」側はこの日、打ち合わせを欠席。立憲民主の小川淳也・国対副委員長は「さびしく残念だ」と語った。(引用ここまで)

まぁ小川立憲民主国対副委員長の「残念の意」は同党の容共志向の結果だから、仕方がない。「国民」離脱は甘受すべきだろう。どうしても勢力規模に拘るなら、思考の似た「れいわ新撰組」でも引き入れれば良かろう。同時に、日共や社民など 容共勢力から遠ざからなければ「政権選択」の候補に上がる事は最早無理と拙者などは思う所だ。

勿論 政権を維持した自公側も、決して油断は許されまいて。当面、そして短期的には曲がりなりにも安定も、経済復興や感染症対策を含む医療・福祉、それに外交・安保や皇統の事共を含む文化面などにバランス良く政策を行わなければ いずれ政権交代を許す事ともなりかねない。「国民」は同じ目指すなら、日本維新の会など 近い立場の政治勢力との連携を進め、立憲民主、日共をメインとする勢力を抑えて 政権選択対象となり得る位のレベルを目指すべきではないだろうか。

極めて難しいのは理解する。その上で より大きな第三極を目指し、将来の政権選択対象を目指すつもりなら、少しずつで良いから 日本維新の会と話し合いの機会を持ったらどうなのか。無理に勧める意思はないが、初めは軽口や立ち話レベルでも良いと思う。

両党共、今回は勢力が伸長している。この勢いを無にしない為にも「国民」と「維新」の連携へのトライは取り組まれて良い様に思う。地道で着実な連携努力が可能なら 政権選択への道も開けようし、遠くても将来には 保守側同士の政権交代へも道を開き得るものではと心得るが。今回画像は、少し前に当地東郊の JR春日井駅構内で見かけた 貨物列車編成の組み立て風景を。以下に、冒頭の前川発言についての関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 前川助平の愚かすぎる八つ当たり ~ 「日本の有権者はかなり愚かだ」 - 政治 (fc2.com)

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「誰が代表でも同じ」を払拭できるか、立憲民主党

2021-11-03 22:18:09 | 国際・政治

先の衆院選「事実上敗北」の責任を取り、枝野立憲民主党代表と福山党幹事長が辞任の意向を固めた様だ。同党シンパの左傾学者や報道関係は、枝野党代表が判断の 立憲民主・日共連携は正しかったなどと盛んに吹聴するが、やはり「間違いは間違いのはず」であり 不正な美化はやめてもらいたいものだ。

枝野党代表は、近く持たれる特別国会の期間内に辞任、同じタイミングで 福山党幹事長も退く方向の様だ。立場は異なるも、まずはこの各位の意思を尊重したく思う者だ。その上で 余り多くを期待しないが、次期立憲民主執行部がどの様になるか少しみて参りたい気もする所。以下、今日のスポーツ報知・ネット記事を引用しながら辿りたい。

「枝野代表辞任でどうなる立憲民主・・・「なぜ君」小川淳也氏出馬意欲も本命不在、誰が新代表でもまとまらない」

立憲民主党の枝野幸男代表は 11/2、党執行役員会で辞任の意向を表明した。共産党との共闘路線を取った衆院選で 公示前 110議席から 14議席減の敗北を喫したことへの引責辞任。11/10にも召集される特別国会の閉会日に辞任する意向。

党員らも投票に参加する代表選を 12月までに実施し、福山哲郎幹事長らを含む執行部を刷新する。後任の新代表には 小川淳也・元総務政務官が立候補に意欲を示した他、泉 健太・党政務調査会長らの出馬も取り沙汰されている。

目にクマのできた枝野氏は、少し疲れた声で辞意を表明した。「ひとえに私の力不足でございます。新しい代表の下、新しい体制を構えて 来年の参院選、次の政権選択選挙 (衆院選) に向かっていかなければならないと決断致しました」。

関係者によると、枝野氏の脳裏に「辞任」の文字がよぎり始めたのは 10/28頃。街灯演説での手応えを踏まえた判断だっでた。党内の反対意見を押し切って野党候補一本化を進め、213選挙区で与党候補と対決。小選挙区は 48議席から 57議席に微増したものの、比例代表は  62議席から 39議席に激減した。懸念した通りの結果になった。

共産との連携は 支援組織である連合の批判を招き「逆に票を減らし、勝てる選挙区を落とした」(党中堅)との非難が続出。共産も議席減で「野党共闘でなく『野党共倒』だ」(党ベテラン)。共同通信社が 11/1&2両日実施した全国緊急電話世論調査でも 5野党の共闘関係について「見直した方がよい」が 61.5%に上った。

党の規定では 任期途中で代表が辞任した場合、60日以内に代表選を実施することになっている。福山氏はラジオ番組で「12月までに代表を決めて 来年の通常国会から新体制でスタートしたい」と述べた。特別国会だけでなく、今月下旬に見込まれる臨時国会も 現執行部のまま臨む考えだ。

後任争いは本命不在だ。立候補に意欲を示した小川氏は、昨年の映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で知名度を上げた。選挙中の本紙インタビューでも「もう次世代でやるしかない」と語っており今後は推薦人の確保に全力を挙げる。次世代のエースとされるのが 泉氏。昨年の代表選で枝野氏に敗れたが、旧国民民主党のリーダー格だ。

旧民主党時代に 代表選への出馬経験がある 馬淵澄夫・元国土交通相は「覚悟はできている」とし、党内環境を見極めた上で態度を決める方針。当選 10回の玄葉光一郎元外相を推す声もある。ただ衆目が一致して推す候補はおらず、党内では「誰が新代表でも 党内はまとまらない」との懸念が出ている。(引用ここまで)

復習にもなるが、次期立憲民主執行部は 政策も政局も日共との連携を一旦白紙に戻すべきだろう。小選挙区によっては 所属候補が与党側に勝利する場面もそれはあったが、比例分を含めれば 敗北は明らかだ。支持母体「連合」の信頼確保の為にも、日共との連携は続けられないだろう。

次期代表候補にしても 全然人材がない訳ではないだろうし、端からそういう見方はしたくない。が、前出の小川衆議は以前から「初めに批判ありき」の活動家的側面が付き纏う所も多い。仮に選出されれば それこそ又ぞろ「枝野執行部の二の舞」ともなりかねない。拙的にはむしろ、政策面の知見も一定はあるとされる 馬淵元国交相や長妻元厚労相が候補に挙がり 選出される方が手強いと思うし、可能性も高い。

(左傾)市民勢力の仲介を経たとされる 4党の政策連携も、一旦は見直されるべきだろう。立憲民主党内に、前出二氏の様な与党側のレベルにも近い 有力な人物が次期代表に選ばれる様な事にでもなれば、それは来夏の参院選を初め 次の国政選挙も要注意という事にもなろうが、一方で「選挙は水もの」にして一瞬先がどうなるか分からないのも事実。与党側は念の為 そうした比較的高レベルな人物が次期代表選を制した場合も考え、心して見守るべきだろう。今回画像は 前述の枝野立憲民主代表の地元にも近い JR深谷駅の近年更新された新駅舎の様子を。拙者は不見で恐縮ですが、以下に、関連記事を二件リンク致します。➀なぜ君は総理大臣になれないのか - Wikipedia ➁映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」公式サイト (nazekimi.com)

 

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