Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

安保上重要な地所の保全策を進めよ

2022-02-07 00:32:56 | 国際・政治

厳重とされる新型感染症対策を伴い、中国大陸にて 北京冬季五輪及び障碍五輪が開会した。昨夏の我国にての東京大会を上回る厳重な関係者らの隔離策「バブル方式」が更に強化され、又 一般観客は中国大陸内外問わず受け入れず、一般向けの入場券販売も行わず 招待客のみ入場可との由。それにしては 結構な人数が入っている様な報もある。

今は中共政府の対人権問題他への不良姿勢への不興の一方、参加選手各位の健闘を祈りたい。既に我国勢は「金」を含むメダル複数を得て 序盤から善戦が伝えられる。これに気を良くした報道各社がしきりに煽る様に伝えるが、我国内での国民的関心は低い様だ。新変異ウィルス、オミクロン型の流行が空前の広まりを見せる現状では、それどころではない状況も理解できるというものだろう。

その様な状況下、今秋施行の 安全保障上重要な土地などの調査や売買規制を行う法律向けに、離党など多数が 特段の注意を要する特別注視区域とする調整が進められている様だ。国の安保面からは当然であり、今秋の法施行も遅い位。以下 昨日の読売新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「安保上重要な土地 (約)200カ所、特別注視区域に・・・与那国、宮古島駐屯地周辺など」

安全保障上重要な土地の利用を規制できる重要土地等調査・規正法の今年 9月の施行に合わせ、政府が 陸上自衛隊の与那国駐屯地(沖縄県与那国町) や 宮古島駐屯地(同宮古島市) の周辺など 計約 200カ所を特別注視区域に指定する方向で調整していることがわかった。

沖縄県・尖閣諸島を含む南西諸島周辺では 中国(大陸) が軍事活動を活発化させており、両駐屯周辺は規制の必要性が高いと判断した。  特別注視区域はこのほか、警戒監視・防空など特に重要な機能を持つ自衛隊基地、駐屯地周辺百数十カ所と、国有地ではない無人国境離島約 40カ所となる見通しだ。(引用ここまで)

ようやくこの問題も動き出すかという所だ。かねて三自衛隊の基地や施設に近い 安保上重要な地所の利用を最低限は制限する法制の必要が叫ばれてきた訳で、これにしてもこれまでが無関心過ぎ、ろくに議論もされない状況だったのではないか。既に前述基地施設に近い地所が外資などに保有されているケースも相当数量に上り、実は支障がある模様との指摘も聞く。

安倍元、菅(すが)前政権の姿勢と比べても、岸田政権の取り組み姿勢は弱い印象が付き纏う。その様な中にあって、岸防衛相の動きが相当に評価されているのはせめてもという所だ。今 速やかに手を打たないと、我国の安保上重要な地所は更に買い進まれ、三自衛隊の日常訓練やいざという時の活動にも支障が出かねないのではないだろうか。

昨日などは 立憲民主党の泉党代表が新潟県入り。新潟市内にて昭和後期に生じた、北鮮による 横田めぐみさん拉致事件現場視察などを経て、野党としてもこれら事件の解決と強く向き合っていく表明がされた由だが、その為には前述の安保上重要な土地利規制の様な政策に是非踏み込めなければなるまいて。

その様な強い措置を伴う政策が、かねて拙者主張の 我国内主要水源地の保全と共に 果たして野党勢力に打ち出せる様な力があるかは疑問だし、今一つアテにできないのも事実。難しいは承知も、ここは岸田政権による 安倍元・菅(すが)前 両政権より更に進んだ保全策が打ち出されるべき。

前述当該地所の調査も規制も 罰則を伴う強い権限を持って行われるべきで、実効のある施策のあり方を真摯に考え 実行して頂きたい。中国大陸船艇の不穏な出没が目立つ沖縄、尖閣海域のそれは特に急務だろう。報道メディアを含む左派勢力からの「嫌がらせ的」攻勢もあろうが、ここは岸田総理の断固とした取り組み姿勢を望みたい。今回画像も先年ので恐縮。太平洋に繋がる 三重南勢・熊野市付近の入江の様子を。通る線路は JR紀勢線。以下に、関連記事をリンク致します。(産経新聞 2/6付) 立民 外交安保政策の強化に意欲 - goo ニュース

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憲法改正議論➡どっちつかずか?立憲民主党

2022-02-05 13:50:40 | 国際・政治

前回触れた 石原慎太郎・元東京都知事の訃報と前後するが、我が国内外の政治情勢にとり 芳しからぬ動きが複数あった様だ。一つは 昨日から開催の中国大陸・北京冬季五輪に係るかの様な 海外人権状況懸念に関する国会決議。衆院本会議での採択は良かったが、主眼とされた 中国大陸への名指し非難が避けられ、当初案から後退した印象は免れないだろう。

政党レベルでも、自民保守側から対中名指しを強く迫られるも 与党媚中勢力などへの配慮からか、明記されなかった事への遺憾と不満が大きく残り、野党複数からも近い意見が出されている。更に我国内の中国大陸内少数民族関連団体複数からも「決議は不十分」とする表明があった由。 明らかな対中名指しを行った欧米各国からそのまま理解を得られるとも思えず、採択を行った岸田政権は 当然ながら対欧米向けに誠実で周到な説明を行う重い責務があろう。

もう一つは 原子力を脱炭素の為の有力熱源と位置付けた欧州連合 EUの方針に難癖をつけた、我国の元総理 5名による反対表明だろう。福島発電所大事故に際し、周辺の子ら多数に甲状腺がんなどの疾患が生じたといわれる事象からの様だが 科学的根拠に乏しく、内外の専門機関からも明らかな関連性が疑問視されていると聞く。つまり、以前から往々にしてあった「感情的な原子力アレルギー」なる情緒的な思考を背景にしている様だ。

それにしても、この原子力利用に対する「情緒的、感情的反対意見」が幅を利かせている為に、我国では再生エネルギー本格化までの中継ぎとしての原子力利用の議論そのものが進まない。メンバーは、小泉純一郎元総理が与党出の他は、菅 直人、鳩山由紀夫、細川護熙、村山富市の各位は全て野党側。つまり、日本及び日本人の総意とはかけ離れた見方の発出という事だ。仮にも聡明な EU首脳部からまともに取り合われるとは思えないが、根拠の不確かさと国内議論もろくに尽くさない安直さもさる事ながら、こうした表明を易々とする事は 外国への内政干渉とも受け取られかねない。政府与党は こうした言動に対する非難表明をした由だが当然の事。 5元総理は、これを機にせいぜい自重すべきだろう。もっとも 鳩山元総理辺りは聞く耳を持たないかも知れないが。

前置きが長くなったが本題です。議論といえば憲法改正議論がようやく本格化する兆しが見えてきたのは良いが、第一野党・立憲民主党の(相変わらずの)「はぐらかし姿勢」が問題視されている様だ。他の各党からは、2/10に憲法審査会開催が求められている様だが、これも消極姿勢。理由として「年度当初の予算案審議中は憲法審査委を開かない慣例があり、今回もそれに従うべき」との立場らしい。しかし他の各党複数から開催を求められた場合は対応すべきが本筋のはずで、この姿勢には「野党の意見を代表しているとはいえない」として不満も複数寄せられているやに聞く。

立憲民主党・泉執行部は「議論そのものの論憲は認めるも、初めに改憲ありきの議論には応じない」立場の様で「議論の為に 国民の分断を生まない様、慎重な議論を求む」姿勢の由。しかし「変な反対をすれば、それが反って国民の分断を生じる元となる」とする意見もある。立憲民主は、そうした時代の変化に呼応する声に誠実に向き合っているとはいえないのではないか。

背後にあるのは、やはり「政局優先」から抜けきれない思考があろう。改憲への議論さえ一切認めぬ一方で 地方では相当な組織力が残るとされる社民、日共の選挙影響力に頼ろうとする為に、本当は注力すべき改憲への議論に加わる事も 能力や機会がありながら忌避する不良姿勢だ。曲がりなりにも「現実視点」を持つとされる 泉執行部の最大の使命は、こうした与党や他の野党各党との改憲への議論に 立場は異なれど堂々と参加し意見を交わす姿勢ではないのか。放置すれば「どっちつかずの立憲民主」の不良イメージ増幅に繋がるだろう事は明らかだ。

それができない、しないならば 立憲民主党は「所詮は旧社会党の再来」で終わる事だろう。元国会議員中には、安保、内政の各面をみる事なく「沖縄は独立した方が良い」などと真顔で語る向きもあるとか。一旦は下野した 辻元清美・前衆議が今夏参院での復帰を目指すとかの報も聞いてはいるが、仮に同候補が当選復帰したとて このままでは党自体の地盤沈下は続くだろう。更にこれ以外にも 先の衆院選期間での 小川淳也・党政務調査会長の日本維新の会候補に対する不穏当な出方や、蓮舫参議が一時発したとされる 同党創始者・橋下 徹弁護士に向けた TV出演規制要求発言など、立憲民主党関係者による不祥事レベルの行動は 与党自民、公明を揶揄できたレベルではないと拙者などは思う。

「初めに攻撃ありき」「身内に甘い」「不都合な真実とは向き合わず」とかの批判の払拭へ、泉執行部は心あるなら努力の姿勢を見せるべきと思うがどうだろう。今回画像も先年ので恐縮。静岡・浜名湖西岸の蜜柑の聖地、湖西市三ケ日地区辺りの様子を。通る線路は 旧国鉄二俣線から運営変更された、天竜浜名湖鉄道線。以下に 関連記事をリンク致します。(産経ニュース 2/3付) 憲法審開催を拒む立民 与野党から孤立 - 産経ニュース (sankei.com)

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石原慎太郎さんの残像と向き合う

2022-02-03 00:10:50 | 国際・政治

国会両院議員を歴任、作家でもあった 石原慎太郎・元東京都知事が逝去された。享年満 89。まずは謹んでの弔意を表したい。大学時代の 20代で早くも芥川賞を受賞。作家としての力量も天下に響くは承知しているが、恐れながら今回は割愛致し より良く知られた政界人としての軌跡に少し触れたく思う。

「重責を担い 大きな足跡を残された。寂しいかぎり」「太陽が沈んだ」「歯切れのよいリーダーだった」

「大きな衝撃で仰天。大ショック」「カリスマ性あり。時代を代表する政治家、言論人」「既成概念に挑戦し続けた政治家」

「政界で おやじのような存在」「存在感のある人だった。喪失感が大きい」

なるべく先入観を排すべく 発言者名は明かさないが、各界人から発せられた石原評の一部だ。どれもそれぞれに「かなり正論」だと思う。重責の自覚、リーダー・シップ、しがらみの様な既成概念から自由にならんとする姿勢、大変な発信力と表現力。功罪相半ばだった所もなくはないも、石原元都知事は「政治の力とは何か」という所をよく抑えて諸事に臨める方だったと思う。

一番思い出深いのは、旧民主党政権下で顕在化した 中国大陸との間で今も続く、沖縄・尖閣問題についてだろう。昭和後期の 1970年代初期から燻るこの問題が深刻化した 2010=平成 22年に、この問題を重くみた当時の石原都知事は 尖閣諸島の東京都保有を宣言、後の同地域国有化に道筋をつけたのは有名な所。日中間に尖閣周辺の領土問題は存在しないはずだが、中国大陸は 軍事力を背景にそれを難詰してきているのだ。

石原元都知事は 逝去の間際まで尖閣諸島に灯台や港湾設備の整備を促す様な発言をされていた由だが、外務省以下関係省庁は もういい加減に対中弱腰をやめ、尖閣周辺の保全により強い措置を構ずべきだろう。危険につき 出漁すらままならない現地漁業関係各位を速やかに救済すべきは当然だし、その実行が 亡くなられた石原元都知事への大いなる供養の一つにもなるだろう。数ある言及の内たる、自衛隊正規軍化への検討も課題にして良い。

もう一つ これは末尾の関連記事に譲る所もあるが、昨今の東京・羽田空港国際化の進展にも 石原元都知事の目立たぬ尽力があった様だ。首都圏上空の航空路に大きな影響あるも 普段は意図的に報道されない米軍横田空域の問題。その為に、羽田や成田など首都圏に発着する航空各便は 大きな進路の制約を受けている由。今世紀に入り、その米軍横田空域の一部が我国に返還されたのだが、石原元都知事はその交渉の先頭に立ち 部分的でも実現に至らしめたのである。本当に「政治の力とは何か、どう使えば良いか」を心得た方だった事の証左ではないか。

失敗もあった事は承知する。平成の不況期、金融各社の対中小企業向け融資渋りの緩和策として設けた 新銀行東京構想が不調に終わった事がその代表かも知れない。又 国レベルでも、おおよそ実現するとは思えぬ核兵器保有への言及など そのまま頂く訳には行かない所もそれはあったのも事実だろう。

しかしながら、政界人といえど「トライ&エラー」の機会を持ってよいのも事実。大きく国民の利益・・つまり国益を損ねでもしない限り、そうした試行は一定は許されるべきとも思われる。それを躊躇わず実行する勇気と思い切りも、石原元都知事の魅力の内だったかも知れない。そうした「失敗覚悟で試してみる」姿勢が他の我国政界人・・いや 国民レベルで欠けている事が、我国の沈滞した現在の大きな一因かも知れない。

時にキナ臭さを伴う大胆発言で 報道メディアを含む左傾側からの不興を買っていたのも事実だが、我々保守側の視点からはよく「左傾勢力の主張する反対が正解だ」ともされる様だ。石原元都知事は その辺りも一定は理解されていた事だろう。

それにしても、もう一昨日の事となる石原元都知事の訃報は 初めは受け入れられない想いがあったのも事実。第一報は、たまたま聴いていた民放 FMラジオにて、人気司会者 J・ヘイヴンスさんのアナウンスによるもの。「速報だな。石原慎太郎さんが亡くなられた模様」の一声に「マジか。信じられん」の想いが完全に先行していた。拙者は平成期から親しんだ ヘイヴンスさんの進行を疑っていた訳では決してない。石原さんの訃報が唐突過ぎたのだ。暫く経ってから拝見したネット報道記事で、ようやくその現実を受け入れられたという事だ。

繰り返しになるが、賛否ある軌跡は分かっている。その上で、石原さんの軌跡はやはり大きかったと心得る者だ。秀でた政界人として「何が一番大事か」を少なくとも一面ではよく理解されていたと心得る。それは複数の各界の方々が「我国が自立する事の大切さを、一番よく理解されていた」との評価にも表れている事と思う。

石原慎太郎さん、政治家としての良き軌跡を拝見できた事を 心より感謝致します。本当に 長らくお疲れ様でした。先に逝かれた 江藤 淳さん、佐々淳行さん、それに弟君・裕次郎さんらと 又ゆっくり語り合える事を祈念致しております。今回画像は 石原元都知事への弔意を込め、昨春仰いだ 霊峰富士の英姿を載せる次第。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 巨星墜つ ~ 理想の国家像を追い求めた石原慎太郎氏の死を悼む - 政治 (fc2.com)

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余り憂慮しなくても良さそうな亀裂

2022-02-01 00:05:17 | 国際・政治

2022=令和 4年 2月も、拙ブログを宜しくお願い致します。昨夕、日本海側の空自小松基地から離陸した空自機が行方不明となっている様だ。考えたくはないが、搭乗各位の安否を初め 芳しからぬ事態も視野に入れ、空自と海保は捜索に臨んで頂きたい。つつがなきを祈るは勿論だ。この所 北鮮による弾道ミサイル等の発射も相次いでいるだけに、こうした問題の再発防止にも 本気で取組んで頂きたい。

本題です。こうした自衛隊レベルの「亀裂」の様な出来事は厳に生じない様願いたい一方、ある程度は仕方がないそれもある。政治勢力レベルのそれだ。今夏の参院選に向けた与党、自民・公明両党の相互な候補者推薦など選挙協力にも不協和音が生じている様だ。本当は好ましくないは分かるが、複数回に亘って流れた 少数民族の人権問題に係る対中非難決議の取り扱いを巡っても この両党の姿勢の乖離が見られたは事実。一定の隙間風はやむを得ないのかも知れない。となると、第一野党・立憲民主党(以下、立民と略す場合有) を初め左派野党には勢力伸長の機会とも見られそうだが、現実はそうでもない様だ。その方が 我々保守側にすれば好ましいとも言えるのだが。以下 昨日の時事通信ネット記事を引用して、みて参りたい。

「立民・連合、揺らぐ協力関係=参院選支援方針案が波紋」

(労働団体)連合がまとめた (今夏の)参院選基本方針の改定案が波紋を広げている。支援政党を明記せず、共産党と連携する候補は支援しないと打ち出したためだ。立憲民主党からは「これでは戦えない」との声が上がっており、連合との協力関係が揺らぐ可能性もある。

連合は 1/21、加盟組織と改定案を通知。当初方針に明記していた「(立民と国民民主と)政策協定を締結すべく準備を進める」との文言を削除し「候補者本意で臨む」と修正した。共産党を念頭に「目的が大きく異なる政党などと連携する候補者は推薦しない」とも記載した。

背景にあるのは、昨年の衆院選での立民と共産党との接近だ。芳野友子会長は 共産党との連携について「あり得ない」と再三「警告」。当初方針の変更は「共産との関係が曖昧なままでは もろ手を挙げて応援できない」(幹部)ためだ。連合関係者は「もう政策協定は結ばない」と言い切る。

連合こと日本労働組合総連合会は 1989=平成元年、官公労主体の日本労働組合総評議会(総評) と民間労組中心の全日本労働総同盟(同盟) を統合する形で発足。1993=平成 5年と 2009=同 21年の非自民政権樹立に貢献した。

その後も (旧)民主党の流れをくむ政党を支援してきた。近年は、民進党が分裂した 2017=平成 29年衆院選を除き、国政選では立民や国民民主党と政策協定を結んでおり、今回の方針変更は異例だ。

「立民には連合の組織内候補がいる。連合にとって立民は一体となって戦う存在だ」。立民の泉 健太代表は 1/28の記者会見でこう強調したが、党内には戸惑いが広がる。

立民中堅は「(協力関係が) 揺らぐように見えるのはマイナスだ」と指摘。立民関係者は 連合会長の発言を引き合いに「連合はのりを超えている。政治に介入し過ぎだ」と怒りをぶちまけた。

連合の新年会合に 岸田文雄首相が出席してあいさつする一方、野党党首に登壇の機会はなく、連合が自民党との距離感を縮めているようにも見える。立民関係者は「自民とは接近するし、信念があるのか」と批判した。(引用ここまで)

以前にも申したが、連合こと日本労働組合総連合会・芳野執行部の姿勢はまぁ健全なものだろう。過度に政治に介入したものでもなければ、信念に欠けるものでもない。むしろ事ある毎にその様に見ようとする立憲民主・日共両党の側こそ異常ではないのか。

詳しくは末尾の関連記事に譲る所もあるが、日共は結果的にせよ「看板に偽りあり」の政治勢力だ。皇室の皇位継承問題にせよ 自衛隊との向き合いにせよ、直近の党表明で歩み寄りを装ってはいるが、前者では皇統崩壊に繋がりかねない「女系天皇」にいち早く賛同し 後者では「自衛隊は違憲」の見方を放棄した訳ではない。その様な政治勢力とは連携できないとした連合の表明は至って常識的なものといえよう。

結局、立憲民主と日共の連携志向は 昨秋の衆院選で一定の効果が見込めたとして、今夏の参院選で優位に立とうとするだけの「政局目的」のものに過ぎぬという事だろう。いつまでも闘争志向に傾く事なく 知力を用いた連合の行き方に相応しくないとの判断と思われる。芳野連合執行部のこうした姿勢は、少なくとも尊重し得るものと心得る。野党勢力のこの様な亀裂の責任は、立憲民主と日共の両党にあると拙者はみる者だ。

今回画像も以前ので恐縮。福島・郡山駅にての、東北・秋田新幹線向けの「はやぶさ」「こまち」両列車編成の併合部分の様子を。緑基調の方が新函館・新青森方面の「はやぶさ」用、赤基調の方が秋田方面の「こまち」用編成。両列車が併結の上、高速で東北方面を目指す様子はネット動画でも見られますが、拙者はどうも連携するも長続きしない野党勢力の様にも思える所がありまして。笑。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 共産党の隠せない尻尾 - 政治 (fc2.com)

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