線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

モーツァルトイヤー

2006年02月02日 00時17分05秒 | 音楽
今年はモーツァルト生誕250年だ。
わたくし、それほどモーツァルトは聴かないのだが、それでも好きな曲はある。
死の直前に作られた《レクィエム~死者のためのミサ曲》だ。未完におわったので、弟子のジェスマイヤーが補筆したといわれているが、それでもいいものはいい!

特に、絶筆となった部分「ラクリモーサ」は8小節しか残されていなかったという。でもこの曲は印象的だ。前奏の弦楽器は、何だが魂が徐々に抜けていくようなふわふわとした、何ともいえない感じだ。

そしてこの曲の終わりは「アーメン」だが、ピカルディ終止で止まるのだが、あのメジャーで終わるのは、何ともいえず、じーんとする。

ちょうど、映画「アマデウス」では、亡くなったモーツァルトの遺体を埋葬するシーンで、このアーメンの部分で遺体が投げ込まれて、曲を閉じる。

※この曲のCDでは、やっぱりウィーン国立歌劇場合唱連盟,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,指揮は


※ところでこんなページもある。
コメント (5)
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