線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

富山ツァー②

2007年11月04日 14時48分22秒 | おまつり
午前中、ゆったりと寝ていた。10:00頃起きて…やはり温泉だー!

途中、田上町の神明社に大ケヤキがあるという。温泉の前に、巨木見学。

主幹は伐られているが、まずまずの巨木だ。

さて、温泉へ。金沢市街地から山手に入ったところに湯涌温泉がある。ここに総湯があるので入ってみることに。
この湯湧温泉は開湯1300年ということで古い温泉場だ。山間の鄙びた感じではあるが、立派な旅館が建ち並んでいる。夢二も逗留したということで夢二美術館もあるが、その隣の総湯:白鷺の湯へ行く(370円)。
白鷺の湯というだけあって和倉のように白鷺にまつわる伝説があるのだ。
総湯そのものは建物もきれいになっており、駐車場もそこそこにあり気軽に寄れる感じ。共同浴場のわりに広々とした感じ。男子浴場には寝湯があった。ちなみに女子浴場だけに露天風呂があるらしい!

さて湯に浸かってご機嫌になったところで、もう少し奥へ入ったところにある巨木へ。板ケ谷の大杉だ。

八幡宮境内にあるが4本に分かれている大きな杉、しかも背が高い杉野巨樹が目に入った。境内にはもう2本の杉があって、これもまた太いのだが、迫力のある大杉があると、そっちへ目がいく。

さてその後、金沢市街地の木をピカイチさんに案内してもらう。
まず寺町というところの巨木でもないが、 闕野(がけの)神社のケヤキに行く。ここのケヤキには、かつて「宵詣り」があって藁人形に五寸釘があったという。ある人が、それを嫌ってケヤキに天狗の面をかけたのだそうだ。何年か前に落ちてしまった面があって、それは神社のなかにあったが、まだ1つだけあるのだという。そのケヤキをじっと見てみた…がなかなか分からず。やっと分かったが、随分木にめり込んだ感じだ。面の感じは下栗あたりの日天みたい?だ。

その後、野町の神明神社のケヤキを見る。これは凄まじく大きい。中心部等にいくらか欠損もあるが、大きい。ちなみにこの神社は金沢では有名な神社らしい。それほど大きな神社でもないが、いい雰囲気だ。思わずお守りを買ってしまった。

そして旧石川県庁前の堂坂のシイ。2本生えている。大きい。レトロな感じの旧庁舎と相まっていい感じだが、でかすぎて1枚の写真に入れづらい(笑)。

近くには兼六園もあり、そこにもかなりの大木があるようだ。時間も3:00をまわったので、兼六園は次回に?まわすことにした。

金沢市内をまわる。さすが大きな街だ。加賀百万石の御城下だけのことはある。兼六園に14~5年前に行ったっきりだ。またゆっくりしたいものだ。

祭りと巨木を大急ぎでめぐった富山ツァー。金沢を3:30頃出る。富山に入ってから、お決まりのように「鱒のすし」「白エビチップス」などを買って、帰途につく。北アルプス越えのころは、すっかり暗くなった。少々疲れ気味の運転で、松本まで約190㎞を4時間…。まあこんなもんか。

それにしても、北陸の魅力はまだまだ!今年はもう行けそうにはないが、また春頃には行きたいな。
コメント
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