線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

イチョウ!

2007年11月17日 17時07分21秒 | 日々雑感
古木の間をオープンしたのは、昨年の12月25日。それまで木に関心を寄せていなかったが、見て回るようになったり、本やいろんなサイトを見るようになったりして、約1年。結構おもしおいもんだなーと思うこの頃。

1度写真を撮っても、つい行きたくなる。それは、木だけ撮ればいいんじゃなくて、その姿というか様子を撮りたいなと感じるようになったのだ。。ページオープンのために撮り始めたのが、冬だったので、最初の頃の画像は、スギ以外は葉っぱのない状態のものがほとんどだった。しかし春になって芽吹いた頃、夏になって青々と茂る頃、そして秋の紅葉の頃。また通は、朝とか夕方とか時間帯もあるのだそうだが、いずれにしても、いろいろな姿を見せるのが、木の面白いところだ。

特に最近気になるのがイチョウ。ちょうど仕事的に、秋は忙しいので、なかなか紅葉を撮ることが難しいのだが、ここのところ少し余裕も生まれてきた。いま鮮やかな黄色のイチョウがキレイだなーって思い、忙しいけど回れるだけ…と思い、出かける。

今日は、初めてだったけど、生坂村の乳房イチョウを見た。

目通り幹囲約8m、高さ35m。かなり大きいなーと感じた。何で「乳房」かといえば、他地区でも同じことをきくが、垂れ下がる気根の状態から名付けられ、乳の出ない女性の信仰があったのだそうだ。黄色い葉が鮮やかで、風に吹かれてはらはらと舞い落ち始めたところ。ちょうど見頃というところだった。
観音堂の境内にあるのだが、その名も「乳房観音堂」。いわれを知らないと何で「乳房なんだー!」と思うかもしれないが、乳房イチョウからのネーミングだ。

それにしても落ち始めた黄色い葉が、境内だけでなく道路や周辺のお宅の庭先などにいっぱい。しかも黄色いじゅうたんのよう。とてもあざやかだった。

詳しく知らないが、イチョウも早く色づくのと遅いのがあるみたいだ。また帰省したら、ウチの近所の細ーいイチョウは、すでに葉がなかった。

まだ間に合えば、イチョウの写真も撮りたいな!
コメント
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