線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

青木峠

2007年11月10日 18時39分21秒 | 日々雑感
旧四賀村の横川に大きなイチョウがある。わたくし、夏に見に行ったきりで、ぼちぼち黄色くなったかな?と思い、天気も悪かったが、小雨の中、横川まで行ってみた。
すると、大きなイチョウが、テントを張ったかのように、大きな黄色のかたまりのようになっていた。雨に濡れて、かえってしっとりとした感じになっていた。

さて、週末なので上田へ帰ろうと思ったのだが、いつもは松本からは三才山トンネルを越えていく。

松本市と上田市とは山によって、阻まれている。現在は三才山有料トンネルを越えていく国道254号線を使うことが多いが、三才山が開かない頃は青木村から旧四賀村を抜ける国道143号線で、青木峠を越えなければならなかった。
今日はせっかく旧四賀村まで来ているので、引き返すこともないな…と、そのまま青木峠をつかって行くことにした。

この道は…何年ぶりだろう。とにかく久しぶりだ。また、松本から向かったこともなかった。ずんずん進んでいくと、かなり細い道があり、また結構家々があるから驚いた。しかし、天気はイマイチだが、山々の紅葉は結構キレイだった。

さて、麻績との分岐点も過ぎ、有名な青木峠のトンネルに出た(笑)。
このトンネルはコワイのだ。
第1に…トンネル内に電灯がなく、暗いトンネルだ。しかも信号があり、時間による通行なのだ。
第2に…青木側の出口が急に曲がっている。松本方向から行くと、出口の風景は空みたいだ(笑)。これ何もしらない人が、夜スピードを出して行くと、そのまま落ちそうなカーブだ。
第3に…その夜がコワイ。ここは結構有名スポットだ。霊感のある者は、いろいろな現象に出会うと聞くし、いろいろな情報もある…。

まあ、これはともかく、寂しい峠であることは間違いない。ただ、青木村側に下りてきたら、結構道も拡幅され、いい道になっていた。

というわけで、いつもとはちがう道で上田へ帰った。方向感覚がちがうようで、帰宅しても、何だか旅行から帰ったような不思議な気分だった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする