線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

大宮さんの秋祭り~常田獅子演舞

2010年10月18日 22時11分01秒 | おまつり
10月18~19日は上田市常田にある科野大宮社の秋祭りだ。毎年定日で、今日は宵祭り。

ここは、旧北国街道沿いで、古い街並みだ。

先月、市内のあちこちにあるポスターを見ていたら、何と「常田獅子演舞」という文字を発見。常田獅子とは、天正11年の上田城築城のおりに、城固めに舞い込んだという伝説がある。同じ伝承をもつ房山とともに「上田獅子」と呼ばれている格式の高い獅子。

普段は例祭での演舞はなく、イベントや祝祭等に出されることが多い。春の「真田まつり」という上田城跡公園で、隔年で舞われるといい、それがない年には大宮さんで舞われるのだそうだ。

獅子は、風流系三頭獅子。大きな団扇をもつ、祢宜の舞い込みから始まる。


そして三頭の獅子、九人の鉦打ちの小天狗が続く。
この一人立ちの獅子が、優雅に舞う。


なかなか見ることが難しい常田獅子。こんなに間近に見ることはなかった。宵祭りの6:15から始まり、2回演じられた。

それにしても、自分の安物のデジカメでは、暗い場所での撮影は難しい。本当にまともに撮れてる画像は、ほとんどない。



なお、境内では「常田獅子グッズ」として、ストラップや獅子が持つ団扇や、腰に挟む誤植の紙、扇子等が販売されていた。また、1演目名が終わったところで、「獅子」の舞方と記念写真を撮りましょう!?というコーナーもあった。
こうした伝統芸能を広めようというアピールだろうか。

1演目、約20程の演舞で、2回演舞があり、7:00p.m.過ぎには終わった。暗がりの境内での舞は、幻想的な感じでもあった。

しかし、10月の宵祭りは寒かった。そのせいかどうか、宵祭りの参拝客は…そんなに混雑するという感じでもなかった。自分的には、大宮さんの秋祭りへは…何年ぶりだろ?それにしても、昔はもっと混雑していたような気がするが、どうなんだろう。露店もあって、楽しい秋祭りの雰囲気を味わいつつ、帰宅した。
コメント
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