線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

令和元年

2019年05月01日 18時55分39秒 | 日々雑感
2019年、平成から令和となった。昨日、退位された天皇は上皇となり、本日即位の礼が執り行われた。平成元年は昭和天皇の崩御、何となく寂しさや悲しさを感じ入るなかでの即位であったが、今回は祝祭ムードだ。とても清々しい感じ。


新しい天皇の「即位後朝見の儀」でのお言葉は下記のとおり。記録として残しておく。

日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより、ここに皇位を継承しました。
この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。
顧みれば、上皇陛下には御即位より、三十年以上の長きにわたり、世界の平和と国民の幸せを願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その強い御(み)心(こころ)を御自身のお姿でお示しになりつつ、一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。

ここに、皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望いたします。


清々しくも厳粛な気分。以前、参拝した伊勢神宮を思い起こす。

五十鈴川の清らかな流れのように、令和がいい時代であることを願うばかりだ。

コメント
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