線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

瀧谷寺参拝

2019年08月12日 23時01分49秒 | 歴史

福井県坂井市三国を訪ねた日、当地の真言宗の古刹、瀧谷寺に立ち寄る。

開山は南北朝時代、睿憲上人による。中世には、朝倉氏や柴田勝家、福井藩主・松平家、丸岡藩主の有馬家といった武将の祈願所として、保護を受けてきたという。

暑い8月の午後に立ち寄る。

総門をくぐる。ゆるやかに上る参道は木陰の中の道。暑い日にも関わらず、ひんやりとしていた。

重要文化財の山門。階上には鐘楼があり、鐘楼門ともいう。

きれいに清掃された境内。そして、やはり重要文化財の本堂は、江戸中期の建物で、寄棟造り。ご本尊は薬師如来。

本堂内に上ると、お寺の方からご丁寧に説明を受ける。本堂から続く観音堂を巡り、本堂裏手の庭園を見学。ここは昭和4年に日本名勝庭園の一つとして、文部省より福井県下最初の指定を受けた山水庭園だそうだ。

 

本堂を出ると、宝物館で国宝の金銅毛彫相華文磬、仏像・仏画、古文書、美術工芸品などを見る。

暑い日であったが、とても涼やかな境内で、とても清々しい気分。

 

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三國神社参拝

2019年08月12日 11時29分43秒 | 歴史

福井県坂井市三国を訪ねた。それは民謡《三国節》にちなんだ場所を訪ねたいと思ったからだ。特に、三國神社は《三国節》が三國神社の土搗き唄が元であるという説明も気になり、参拝した。

ホームページによると、祭神は大山咋命、継体天皇。天文9年、板津清兵衛が御神体を拾い上げ正智院に納め、天文13年に院主・澄性小社を建立、永禄7年、澄性の弟子・澄元國中を勧進し桜谷を開き、社地を開発し、山王宮を建立。その山王宮の祭神が先に流れ来た御神体・大山咋命=山王権現だという。

明治2年山王宮を桜谷神社と改め、明治5年には水門宮の御神体・継体天皇を桜谷神社に合祀、さらに、明治18年に三國神社と改称し、現在に至るのだそうだ。

大変立派な「随身門」。県指定有形文化財の指定。ぱっと見、お寺の門かと思うほど。

こちらは拝殿。

これは境内社の1つ、八幡神社。立派な木彫が目を引く。

これは、幕末から明治における福井藩の名君・松平慶永を祀った木立神社。

これは稲荷神社。

そして巨木マニアでなくても目を引く大ケヤキが、鳥居の脇に立っている。樹齢600年とのこと。

三国らしい絵馬を買う。絵馬は置いてくるものだが、何とも港町らしい雰囲気の絵馬だったので、そのままいただいてきた。

 

訪ねたのは暑い8月であったが、木陰に入ると涼しく、パワースポット的雰囲気がただよう。今度は三国まつりに来たいな。

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郡上八幡、朝の散策

2019年08月12日 08時01分27秒 | 名水

郡上八幡の朝。やはり散策したいのは、もちろん宗祇水。朝飯前のひととき、歩いてきた。

この雰囲気だけでいいね!

石畳の坂を下る。

今年も来ることができたな。水をまず一杯いただく。

清水橋方向からパチリ!

何とも気持ちのいい朝の散歩。

 

宿へ戻って朝食をいただく。すると、郡上八幡の水が出された。

本当に気持ちのいいひととき。

 

 

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