線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

まだ見ぬ「西浦田楽」

2012年02月09日 22時42分21秒 | おまつり
三遠南信のなかでも、特に古風をたたえる祭りに、静岡県水窪町の「西浦(にしうれ)田楽」ががある。この開催日は、毎年旧暦の「1月18日~19日」、そして開催時間は「月の出(20:00~21:00頃)から翌日の日の出(7:00~8:00頃)まで」という。
新暦となっている現在でも、厳格に旧暦の開催を守っている、しかも祭りが「月の出」から「日の出」までということは、何とも分かりやすい。
今年のまつりは、まさに本日。平成24年2月9日~10日だそうだ。



本来、祭りとはこういうものだったのだな…ということを示してくれている。

かく言う自分は、まだ訪ねたことがない。水窪町へは行ったことがあるが、出張で出かけた飯田市南信濃で泊まった翌日のことで、特に祭りとは関係のない日。それでも、一応西浦観音堂の場所だけはチェックしてきた、おバカである(笑)

ただ、愛知・新城市で行われていた「奥三河芸能祭」(現在は取り止めている)のステージで、何演目か上演されたのを見たことはある。しかし、これはあくまでフェスティバルであるので…(笑)

また、何年前だろう…三遠南信をうろついていた頃、愛知・鳳来町にある、自分のお気に入りの「奥三河書房」さんで、こんな本を買った。

須藤功『西浦のまつり』未来社1970年

すごい写真集だ。これはレジェンド的な1冊。行ったことのない自分のような者が持っていても、大して意味ないくらいだ。

それにしても、今日は寒い。本日、お訪ねになっている見学者の皆さん、お風邪など召されないように!

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4 コメント

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Unknown (はなずき)
2012-02-11 02:49:18
はじめまして。
きっとどこぞやでお目にかかっていることと思います。
この本、実は私も20年位前に同じく奥三河書房を訪ねた時に購入しました。
西浦田楽は近いこともあり二年に一度位行っておりますが、今年は寒くてパスしてしまいました。
次第に寒さが堪えるようになって参りまして、つくづく歳を感じております。
因みに小生、インフルエンザの予防注射は昨秋に済ませましたが、そろそろ今度は杉花粉の方が恐い時期になってきました。
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ありがとうございます! (庵主)
2012-02-11 11:35:01
はなずきさま>
ようこそ!お名前からして「花祭り好き」さんでしょうか(笑)

自分は以前、南信に住んでいましたので、愛知方面まで出かけてました。奥三河書房さんはいまでも営業されているのでしょうか。

新野の雪祭は行ったことがあるのですが、西浦はまだなので…。はなずきさんは何回もお出かけですか。いいですね。

そういえば、本日は田峯ですね。こちらもご無沙汰です(涙)
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Unknown (はなずき)
2012-02-11 16:20:34
コメント頂き、有難うございます。
ホームページの方は以前よく拝見しておりました。

仰るとおり花祭り好きで、はまりだして20年数年ほどになります。
今年もあと布川を残すだけですね。

奥三河書房さんとは近年は年賀状のやり取りくらいで詳しくはわかりませんが、以前何度かご主人より電話を頂戴し気が合うようで母が長く話し込んでいたのを思い出します。

小生浜松在住故、水窪は地元のようなものですが(今では水窪まで浜松市)、新野の雪祭こそ、この時期の峠を越えてゆかねばならぬためなかなか行くことができず、永遠の憧れ状態です。

今日は田峯でしたね。私も30年位前と20年位前に一度づつ見ただけですっかりご無沙汰ですが、昔はかなり素朴だった印象です。
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浜松ですか! (庵主)
2012-02-12 00:37:15
はなずきさま>
くだらない拙サイト、ご覧いただいておられたとのこと、ありがとうございます。ドシロウトの作でショボイものです…(涙)

自分も花祭へ喜んで出かけていたのは20年ほど前ですから、もしかしましたら通りすがっていたかも知れませんね。

浜松へは行ったことがなく、静岡の祭りは、森町の山名神社舞楽しか行ってないです(涙)
三遠南信も、ずいぶんご無沙汰です。

田峯は3回しか行ってないです。30年前とは…どんな感じだったのでしょう!?
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