過日、所用でさいたま市へ出かけた。せっかくはじめての土地に行くので、チラリっとググってみたところ、2種の巨木が近いと気づき、所用の合間をぬって訪ねてきた。
【与野の大カヤ】
JR埼京線南与野駅近く、鈴谷にある妙行寺を目ざして歩いていく。その住宅地を行く道には「大かや通り」の文字が見える。
妙行寺の道を挟んだ場所にある金刀比羅天宮の御神木が「与野の大カヤ」だ。
金刀比羅天宮のすぐ脇にある。
幹は幾重にも幹が重なったように見える。
特に太い枝がすっと伸びているのが気持ちがいい。
樹勢も悪くなさそうだ。
【大久保の大ケヤキ】
埼玉大学の近く、大久保地区領家にある巨木。
こちらも、住宅地の中にある。当地域の鎮守であろうか、日枝神社の鳥居を目ざして進んで行く。
これは大きい。特に根元が太い。
フクロウでも出てきそうな空洞が目につく。
何だかマンガのタコの顔のようにも見える(笑)
主幹は失われたのだろうか。大きく岩のような根元と幹からいきなり枝が四方八方に広がっている感じ。解説板によれば、埼玉県最大のケヤキだそうだ。
どちらの巨木も住宅地の中にひっそりと佇んでいる。いや…この巨木の若い頃に合わせて住宅ができ始めたのだろう。木のあるところに人が集うのかもしれないね。
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