久しぶりにNHKテレビをじっくり?見た。<青春は獅子とともに~伊勢大神楽の旅路~>という番組だ。
「伊勢大神楽」とは獅子舞を中心に芸を披露しながら地域の家々を廻っていく(=回檀)というもので、400年の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財だ。組が6つあるのだそうだが、ご多分に漏れず高齢化が進んでいる中に、山本勘太夫組に飛び込んだ山本雅之さん(25歳)を取材したものだ。山本勘太夫組としては30年ぶりの新人ということで、期待の後継者なのだ。
特に、大神楽芸の代表「魁曲」の習得の場面をやっていた。下にいる人の上に獅子が乗り、片足で立って傘を開くなどのアクロバティックな芸だ。
この「魁曲」は花魁道中をあらわすといい、獅子の動きも艶やかな感じだ。そして「伊勢音頭」が歌われていた。
そんな優雅な感じの獅子も、それとは裏腹に舞手が獅子頭をかぶると、口の中から見るだけだといい視界が狭く、しかもきれいにみえるよう下を向かないのだそうで、大変な芸だ。
こうした難しい芸の習得も、回檀の合間に行うのだそうだ。山本さんは、お父さんの上に乗っての「魁曲」を稽古していた。こうした芸も若者に引き継がれていくことがいいなと思った。
ところで、わたくしの親世代でももともと平屋だったところに二階を増築することを「おかぐら」といっている。子どものころは「何のことやら」と思ったが、この「魁曲」を見て、なるほどと思った。
なお、伊勢大神楽講社のサイトはここから。
「伊勢大神楽」とは獅子舞を中心に芸を披露しながら地域の家々を廻っていく(=回檀)というもので、400年の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財だ。組が6つあるのだそうだが、ご多分に漏れず高齢化が進んでいる中に、山本勘太夫組に飛び込んだ山本雅之さん(25歳)を取材したものだ。山本勘太夫組としては30年ぶりの新人ということで、期待の後継者なのだ。
特に、大神楽芸の代表「魁曲」の習得の場面をやっていた。下にいる人の上に獅子が乗り、片足で立って傘を開くなどのアクロバティックな芸だ。
この「魁曲」は花魁道中をあらわすといい、獅子の動きも艶やかな感じだ。そして「伊勢音頭」が歌われていた。
そんな優雅な感じの獅子も、それとは裏腹に舞手が獅子頭をかぶると、口の中から見るだけだといい視界が狭く、しかもきれいにみえるよう下を向かないのだそうで、大変な芸だ。
こうした難しい芸の習得も、回檀の合間に行うのだそうだ。山本さんは、お父さんの上に乗っての「魁曲」を稽古していた。こうした芸も若者に引き継がれていくことがいいなと思った。
ところで、わたくしの親世代でももともと平屋だったところに二階を増築することを「おかぐら」といっている。子どものころは「何のことやら」と思ったが、この「魁曲」を見て、なるほどと思った。
なお、伊勢大神楽講社のサイトはここから。
伊勢大神楽、、、お神楽って本当にバラエティに富んでますね。
信州では余所からではないですが、子どもたちが家々をまわる子供代神楽獅子を残す地区が今でもあります。
伊勢大神楽もいいですが、東北の<廻り神楽(通り神楽)>もいいですね。岩手の「鵜鳥神楽」が家々を廻り、神楽宿で舞を演ずるのを見学できたのですが、よかったです!