富山県の大河、神通川の河口、富山市四方(よかた)西岩瀬にある諏訪社のケヤキ。
かつて、ここには八重津湊があり、富山藩の米の積出し港として栄えたのだそうだ。今でも古い港町といった雰囲気を醸し出した地域だ。
都市開発で、このあたりには森はなくなり、すっかり住宅地に変わってしまったが、諏訪社に大ケヤキが現存している。
昨今、岩瀬というと神通川右岸の東岩瀬が「富岩水上ライン」として、かつての運河や古い町並みを生かした町づくりで知られている。しかし、この諏訪社は西岩瀬だ。現在は住宅地となっているが、古くから富山の米の積み出しが行われた歴史を忘れてはいけない地域だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます