線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

新しいファンヒーター

2007年01月23日 15時47分38秒 | 日々雑感
ウチで使ってるファンヒーターが調子が悪くなった。もう5~6年使ってるのだが、急に消えたり、つかなくなったりする。そこで新しいのを買った。

やっぱり新しいのはいい!形も小さめなコンパクトなものを選んだ。おかげで部屋の中でも、じゃまにならず、大変いい!

何といってもよかったのは、給油。タンクの口は、大体灯油が付着していて、それを軍手で持ったり、雑巾でつかんだりとかして、クリクリと回さないといけない。おまけに手が灯油のにおいになる。ところが、最新のはちがう!ワンタッチで横に開くような感じになっていた。コレには感動した!こういう新しいモノはいい。つい、早く給油してみたくなる。

しかし…早く給油することになってしまった。…コンパクトなものを買ったのだが、それは結局タンクの容量が今までよりも小さかったのだ。先週の1週間で、2回給油した。

いくら早く給油したいとはいえ、1週間で2回ではちょっと面倒くさい…。
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村田文三全集

2007年01月21日 15時40分46秒 | 民謡
佐渡といえばおけさ、おけさといえば佐渡…「佐渡おけさ」といえば村田文三。
「佐渡おけさ」を世に知らしめた、佐渡民謡の巨星・村田文三の没後50年が、昨年2006年のこと。その記念として、吹き込まれたレコード音源の復刻がCD3枚組で発売された。思わず買ってしまった。


村田文三全集
 唄:村田文三/伴奏:立浪会連中他 【ビクター】VZCG-8374(CD)6,000円

大正15年から昭和30年頃までのSP音源がほぼ復刻されているのだそうだ。

村田文三の「佐渡おけさ」は、わたくし自身は2テイクくらいしか聴いたことがなかった。割合ゆったりとしていて、伴奏に琴や小鼓が入るなど、現在聴ける「佐渡おけさ」とは雰囲気が異なるなーと思っていた。今日、定着している「佐渡おけさ」、なかでも「ぞめき」「選鉱場おけさ」と3段に変化するタイプのものからするとイメージがちがっていた。

ところが、この全集を聴いてみると、同じ村田文三のものでも、時代によってかなり雰囲気が変わっていくのが分かる。段々と笛が入れられたり、琴が消えたり、太鼓の打ち方がにぎやかになったり…。そうした変遷の後に、今日のようなスタイルが生まれたものだろう。

このCDは「佐渡おけさ」だけでなく、「相川音頭」「相川甚句」、珍しく?「選鉱場おけさ」オンリー、「ぞめき」のみバージョン、「相川二上り甚句」など、面白い曲も納められている。

これは資料的な価値もあると思う。3枚で6,000円なら、高くはないかも!
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ああ…新野の雪祭

2007年01月15日 21時25分36秒 | おまつり
1/14~15は、下伊那郡阿南町の新野の雪祭だ。今年も行けなかった。
わたくし、大学2年の冬から通っていた。コレはいい祭りだなーと、毎年のように。新野はこの雪祭と夏の盆踊り、またその他民俗学的に古くから注目されてきた土地だ。
わたくし、10年は毎年通ったものの、ハッピーマンデーなどという意味不明な「成人の日」の移行で、1/15が祝日でなくなったこともあって、行きにくくなった。また、途中から大雪の年には断念したこともあった(雪のある雪祭になぜ行かないんだ?と怒られそう)。
そんななかで昨年から転勤した職場はあまりにも忙しく、1/15どころではなくなってしまい、今年も含めて2年行けなかった。
「眠い」「煙い」「寒い」祭りだが、午前1:00頃から登場する面形の舞…。庭開きで庁屋から飛び出すサイホウの姿を見ると、「ああまた会えた!」などという感慨に…。

来年こそ行きたいな…と思うが、来年の1/14~15は、思いっきり平日だ。なかなか行けないなー。
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中沢家の人々

2007年01月14日 01時26分37秒 | 日々雑感
落語家・三遊亭圓歌といえば、「このジジイとババア!」で知られる『中沢家の人々』で有名だ。

何となくひかれて、このCDを買ってしまった。

圓歌師匠は76歳。現在、落語協会会長。
この創作落語も、もう40年近くやってるとのことだ。

ここまで言うか!?というほど、徹底的に?老人問題に踏み込む。かつては「自分の親にそんな言い方はひどい!」という手紙が来たのだそうだが、この落語は聞けば聞くほど、それがウソっぽい(笑)。
ウソっぽいとは言い過ぎなのかもしれないが、とにかく噺が面白い。またテンポがいい。
ちなみに圓歌師匠は、日蓮宗の僧侶でもあるという。それも又、噺のネタになっていて、何とも面白い。
落語とは不思議なモノだ。話の筋は分かっているのに、ついつい繰り返し聞いてしまう。このCDもしばらく聞き続けそうだ。


ちなみにこのCDは、『中沢家の人々』の完全版なのだそうだ。65分間の録音は全く飽きさせない。
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思い出の曲

2007年01月11日 21時10分24秒 | 音楽
この曲を聴くと、あの時のことを思い浮かべる…ということがある。楽しかったなー、苦しかったなー等、悲喜交々のかつてのことを振り返ってしまう。音楽は不思議な力をもっている。


そうした曲をとんでもない頃聴くと、ふっとその頃の状況がよみがえってくるから面白い。
ここのところ、あまり聴いていなかったCDを聴いたら、何ともいえない気分にさせてくれたのが、キンモクセイの《むすんでひらいて》だ。この曲、何となくいいなーと聴いていたのが、2005年の1月ころ。この頃は、松本への転勤が決まっていたときで、不安で不安でたまらない時期だった。このブログの2日目にも、呑気に書いていた(…この頃の日記は、現在の「だ・である」調ではなく、「です・ます」調であったのも懐かしい)。


この《むすんでひらいて》の歌詞の内容とその頃の自分とは何のつながりも関係もないのだが、このメロディを聴くと、「あ”ー転勤だー」という気持ちだけがこみ上げてくる。何とも言えない感じ。



他にも、そんな曲があるだろうな…。
また、最近聴かなくなった曲のCDを引っ張り出してみよう。何ともいえない時間に引き込まれるかもしれない!
コメント (3)
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