ゴール地点の大社神門交通広場。
ここを目指して早朝6時、美保神社をスタートした「だいこく浜田屋陸上部」は中盤に思わぬハプニングはありましたが、残り9キロを走ればゴールです。
Jちゃんだから安心して任せられる、と何の不安も無くゴール手前2キロ地点へ移動し、Jちゃんを待ちます。
このままのペースで行けば8時間切りでフィニッシュできる、ワーイワーイなどと、はしゃいで待ってます。
ところが…
Jちゃんがなかなか来ません。
遅いな~、変だなぁ、まさか何かあったのかな?
と、だんだん不安と心配の気配が濃厚になってきました。
念のため走ってきたランナーに聞くと、何でもJちゃんが足を引きずってるとの情報が。
こりゃ大変だ、アンカーのR16さんは逆走してJちゃんを迎えに走ります。
緊急事態発生にタリバン政ちゃんも急遽いつでも走る体制に、僕も車でコースを逆走しJちゃんを迎えに行きます。
何の不安も無くJちゃんだから大丈夫、とタカをくくったのが失敗でした。
Jちゃんは午前に難コースを27キロも走ったうえに、予定外でまた走ってもらったので膝を痛めてしまいました。
足を引きずりながらでもタスキを繋ぐ彼を見たら、思わず目頭が熱くなります。
欲をだして7時間台フィニッシュだ~などと、はしゃいだ僕の責任です。
もう少し手前でサポートするべきでした。(Jちゃんゴメンナサイ)
それでも何とかR16さんにタスキリレー、タリバン政ちゃんもR16さんと並走してゴールを目指しております。
僕はJちゃんを乗せ、一足早くゴール地点へ向かい、アンカーのお出迎えです。
1本のタスキが仲間で助け合って繋がりました。
長いようで、アッという間のドラマの終焉です。
結局アンカーはタリバン政ちゃんが務め、ドえらい馬力でゴールテープを切りました。
記録 8時間00分31秒
順位 13位(4人グループの部54チーム中)
総合では38位(206チーム)
結果はご覧のとおり、あと一歩で8時間切りでしたが、記録よりもタスキを繋いだことが何よりも嬉しいですね。
記録にこだわれば、それなりの作戦を立てれば可能でしょうが、そこまでしなくてもいいでしょう。
明るく、楽しく、朗らかにがモットーの浜田屋陸上部。
今年も「えびす・だいこく100K」を楽しく共走しました。
鯛を抱えたえびすさま
めでたし、めでたしであります。
何故か一人欠けてますが「えびす浜田屋陸上部」も歓喜のゴール。
にぎやかオジサンの息子Tくんは、トイレに行ってたそうな。
肝心な時に行方不明になるTくん、ねこ科の動物かな?
「えびす浜田屋陸上部」は
記録 7時間47分41秒
順位 14位(5人グループの部120チーム中)
総合では29位でした。
立派な成績でしたね。
当陸上部新加入のAくんが、第一走者として力走し、チームのみんなに勢いをつけ、そのままゴールしたそうです。
最後に皆でまた写真。
来年もこのメンバープラス数名で参加するでしょう。
大会自体は素朴で派手なものはありませんが、スタッフの熱い思いが伝わってくる素晴らしい大会だと思います。
島根県には、こんなに楽しく走れる素晴らしいマラソン大会があることをお伝えし、大会報告を終わりとします。
えびす・だいこく バンザイ