回転しない寿司屋に行ったら、その寿司屋の実力がわかるのは「鉄火巻き」だそうです。
寿司屋に行って中トロだ、雲丹の軍艦巻きだ、アワビだ、なんて注文は一切せず、鉄火巻きだけを頼む。
それを少しづつつまみながら飲んでいく。
最後に店のおやじに「今日一番のお勧めを三カン」なんて頼んで終わり。
そんな粋なことがしてみたいが、これがなかなかできない。
やっぱりイカ、アジ、アナゴなんて最初から頼んでしまう。
最近になって、もう昔ほどガツガツ食わなくなって(食えなくなって)、やっと鉄火巻き方向に進めるようになったけど。
コロナ禍が続くので、なかなかそれも叶わない事情である。
JAしまねのコメの買取価格が昨年より20パーセントダウンした。
コロナ禍で外食産業のコメ需要が減って、大量の在庫があるためらしい。
米価が下がれば外食の単価も下がるはず。
単価は下がっても、人の数も下がりっぱなしではどうにもならない。
いつまで続くかこの状況。
答えがなかなか見いだせない、困った問題でもある。