ご無沙汰しております😅。
【ダミー本(ラフスケッチ本)】
【完成絵本】
奥付
裏表紙
今年に入って、俄然学習意欲が高まりまして、ほぼ週一のイタリア語講座に加えて、2月は住んでいる自治体の市制100周年を記念しての市の成立過程を学ぶ歴史講座を、3月は「絵本づくりの講座」を受講しました。いずれも公的機関の主催なので受講料は格安でした👍。
特に「絵本づくりの講座」は美大で絵本制作を指導されている講師の指導のもと、絵本と言う創作物の概要や基本的な構成を座学で学んだ後、実際に世界でひとつのオリジナル絵本を一から創り上げる演習にチャレンジしました。
何を題材に、どのような絵本を、どんな材料を用いて創るのか、かなり腐心しました😅。
15㎝四方の画用紙10枚(見開き5枚)に展開するストーリーをまず考える。それから本文や表紙・扉・奥付・裏表紙にイラストを描く…
ご親切にも、制作に必要な材料はほぼ全て用意されており(さすがに色鉛筆は自前)、画用紙も予め切り揃えられていました。
しかし、絵を描くこと自体、約20年ぶり、さらにひとつのテーマに沿って何枚も描くとなると小学生の時以来です。今は鉛筆さえ持っておらず、シャープペンシルでスケッチブックに下絵を描く始末😅。絵心?の勘を取り戻すまでに結構な時間を要しました。
手法としては描画だけでなくコラージュもOK だったので、毎週のように大量に送られて来る旅行のチラシやパンフレットの写真を使わせて貰いました。
チラシやパンフレットは殆ど使い道がなく、いつもミックスペーパーのリサイクルに出すだけだったので、これで多少なりとも罪悪感が薄らぎました(旅行社に申し出て送付を止めることは出来るのですが、たまに興味を唆られるツアーとの出会いもあったりするので😅)。
チラシやパンフレットは文字も印字されている為、それを取り除いて、切り抜きをいかに彩り良く配置するかが工夫のしどころ☺️。
【基本的な絵本の制作プロセス】
どんな絵本にするかアイデアを練る→表紙・扉・本文・奥付・裏表紙の場面展開を考える→ダミー本(ラフスケッチ本)を作る→イラストを描く→文字を入れる→奥付(タイトル・作者名・日付・制作した場所)を作る→見返しの色紙を選ぶ→本文・扉・奥付(の画用紙)を貼り合わせる→表紙に保護フィルムを貼る→全てのパーツを貼り合わせる(表紙➕見返し➕本文等)→重しを載せて圧着させる(プレス)→完成!
【ダミー本(ラフスケッチ本)】
【完成絵本】
内容は「旅行記」ですね。いつも海外旅行に連れて行くマシューを主人公に、私自身の旅先への思いを絵本にしてみました。
描画は全て色鉛筆で行いました。
マシューは実際にトルコが初めての訪問地だったのですが、私は40年近く前に新婚旅行で訪ねたイタリアが初めての海外でした☺️。
表紙
扉
本文
奥付
裏表紙
他の受講生の作品
以上です。
一見、絵本🟰子どもの為のもの、また物語を紡ぐ、と言うイメージが強いかもしれませんが、個人の創作物と言う意味では、創った人の数だけ個性的な作品が存在するんですね。
創作過程はとにかく描画が大変でしたが(そこに注力し過ぎて文の方はお座なりになった感は否めず😅)、いざ完成した作品を手に取って見ると、家事の合間を縫って、最後は寝食削って(笑)創作に励んだ努力がひとつの形になって良かったな、やっぱり何かを創るって楽しいなあ、と言う思いが一入です。
今回、絵本の創作方法を一通り学べたので、また何かアイデアが浮かんだら絵本にしてみたいですね。
時間の許す限り、他のことにもチャレンジしてみたいです☺️。
正に60の手習い☺️。
(了)
それにしても絵がお上手!出版して欲しいくらい。
はなこさんの絵、動画になったら私の曲とコラボしてみたいなあー笑。
早速のコメントをありがとうございます。
正直、イタリア語の勉強だけだと煮詰まってしまうと言うか、頭だけ使って手を使わないとバランスが悪くて調子が狂う感じで、他のことに手を出したくなってしまうんですね😅。
そして年金生活者だから、普段は自分の趣味(娯楽?)にあまりお金を使えないので、公共施設主催の講座を市政便り等から探して受講すると言う訳です。
絵についてお褒めいただき、ありがとうございます。描くのは本当に久しぶりで、最初は思うように線も描けず苦労しました😥。でも興に乗ると楽しくて、今度は手が止まりませんでした。素人なので、どこまで描き込めば良いのかの加減も分からないと言うか…😅。
たいぴろさんも学生時代になさっていたと言う音楽活動を再開されて楽しいのではありませんか?
まだ家業でバリバリ仕事をされている合間を縫っての活動で思うように行かない面もあるかとは思いますが、存分に楽しまれますように❗️
たいぴろさんの音楽とコラボだなんて畏れ多いと思いつつも☺️嬉しいです!
それでは、また👋。