はなこのアンテナ@無知の知

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ママ友づきあいは大変だ

2012年06月20日 | はなこのMEMO
最近、NHKの朝ドラマ「梅ちゃん先生」(←「結婚できない男」を手がけた尾崎さんの脚本で、ユーモアに富む明るい内容が魅力)を見ているので、その流れで時々後続の「あさイチ」を見ているのだが、今日のテーマは「ママ友同士のホーム・パーティ」らしい。

ママ友づきあいは大変だhekomi~今日の番組を見ていると、正直、そんな感想しか浮かばない。

冒頭で「ママ友のホンネ」として街頭インタビューを行っていて、顔を晒した30才前後の女性が、いかにも不快そうな表情で「面倒臭い!」と言っていた(←これって、知り合いに見られたらマズイのでは?)

子ども同士が親しくなるのに引き摺られるように、母親同士の付き合いが深まるのが「ママ友」関係。互いに招き招かれホーム・パーティを開くようなのだが、やはり「メニューのマンネリ化」「招く側は忙しすぎて、おしゃべりにあまり参加できない」「子ども以外の共通の話題がない」「手土産に気を遣う」「招かれた側としての気遣いが面倒」など、招く側も招かれる側も悩みが尽きないようだ。

そんなに面倒臭いなら、いっそのことやめてしまえば良いのに。或いは視聴者からのファックス投書にあったように、「料理を持ち寄る」「ホカ弁とお菓子の持ち寄りにする」「手土産なし」など、簡素化を図るようにすれば良いと思う。

しかし、司会のイノッチも何度か口にしていたが、どうも「お互いに忌憚なく意見を言い合えるほどの親しい間柄でない」と言うところに、悩みの素があるようにも見える(そうすると、自分を実際より良く見せようと見栄も張るだろうし、互いに競い合ったり、相手の腹を探り合うようなところもあるのだろう←ハハハnikoヘンなドラマの見過ぎ…)

「やめたらいい」と言っては身も蓋もないからか、番組は「いかにして、ホーム・パーティの悩みを解消するか」と言う視点で、例えば料理の工夫を指南する。

う~ん、たかがママ友同士(with kids)のホーム・パーティごときに、こんなに頑張らなくてはいけないのか?これは、子どもを幼稚園や小学校に通わせる「専業主婦」ならではの悩みなのか?フルタイムで働く保育園ママには、ホーム・パーティに招き招かれなんて悠長な時間などないだろうから。

穿った見方をすれば、専業主婦は自己表現をする機会が普段の生活の中で殆どないので、こういうホーム・パーティで自身の料理や自宅のインテリアを披露することが、貴重な自己表現の機会とも言えるだろうか?番組では、例えば信頼できる病院や塾を紹介しあうなど、「情報交換の場」としての機能も強調していたが…

何れにしても、ママ友同士の付き合いは大変そうだ。番組が、その大変さを助長しているように見えなくもない。

敢えて前向きな捉え方をすれば、このように普段から人付き合い(近所付き合い然り、親戚付き合い然り、PTA活動然り)に心を砕くことで、女性は高いコミュニケーション能力を獲得して行くのかもしれない。

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