はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

これまでの労をねぎらって…

2014年11月02日 | 家族のことつれづれ
 今月でやっと住宅ローンを完済だ。当初は35年ローンで73歳までローンが続く予定だったが、こまめに繰り上げ返済を繰り返した結果、20年弱で3,000万円余りを完済できることと相成った。これもひとえに夫が懸命に働いてくれたおかげである。

 私達夫婦はどちらも実家が経済的に余裕があるとは言えず、住宅取得の際に親からの資金援助など望むべくもなかったが(実父が数年前に亡くなったが、遺産相続もなし。寧ろ、私が独身時代に実家に数百万円を渡したくらいである)、子供が生まれる前は私もパートで週5日働き、夫婦二人で殆ど遊ぶこともなく、せっせと貯蓄に励んだ。夫も物欲がない人なので、今の自宅を購入する頃には十分な頭金を準備することができた。

 繰り上げ返済を重ねて、ローン完済を指折り数えて待っていたが、いよいよその日があと数日と迫り、これには夫婦共に感慨深いものがある。長かったような、意外に短かったような…とまれ、この間(かん)、夫が大過なく過ごせたことは、彼を丈夫な身体に産んでくれた彼の母に感謝したいし、彼自身、幸運であったと思う。身内に、同年配ながら、この20年の内に3度も大病を患っている者がいるだけに、この思いは深い。

 普段、自分から何か欲しいとは殆ど言わない夫が、ひと月程前から突然、アンドロイド端末を買いたいと言い出した。昨年、グーグル社から出たNexus5(LG社製。日本メーカー製でないのが残念)である。彼は数年前から、これより大ぶりのタブレットを持ってはいたが、職業柄、今頃スマホを入手するのは遅きに失した感も否めない。夫がスマホが欲しいと言いだした理由も、「このままでは時代から取り残される」という焦りからだったようだ。尤も、このところの急速なスマホ普及による通信サービスの多様化(数社の競合による通信料金の値下げ)も、徹底した合理主義者(倹約家?)の彼の重い腰を上げさせた理由のひとつと言えるだろう。

 偶然にもローン完済の時期と重なって、夫にとって、今回のアンドロイド端末の購入は、実質、これまでの労をねぎらう意味での、自分自身への"ご褒美"となったようだ。端末を買い、周辺アクセサリーを買い、通信契約(今回はデータ通信のみ)を結び、とんとん拍子にスマホ・ライフを手に入れた夫。今、傍らで喜々として端末をいじる夫の姿を見るのは、妻としても嬉しい。本当に、これまでお疲れさまでしたmeromero2これからも気を許すことなく、健康維持に努めて下さいね。ゆめゆめスマホ中毒にはならないでねwink(…と、労をねぎらいつつも、釘を刺すことをけっして忘れない妻であったbomb2)

(Nexus5はスマホにしては少し大きめだが、
夫は元々手が大きく指が長いので無問題)




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『イコライザー』(原題:THE ... | トップ | 『マダム・マロリーと魔法の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。