最近たまたま見た番組で世界的に有名なバレリーナ
上野水香さんを見かけました。
プロのバレリーナに憧れる少女が
「外国人バレリーナの四肢の長さを見ると、
容姿的に見劣る日本人は太刀打ちできないのではないか?」
と、その揺れる心打ちを吐露すると、
上野さんは愛くるしい笑みを浮かべながら、
「そんなことはないですよ。
日本人には日本人ならではの良さがある。
技術的には何ら遜色はないし、
日本人が持つ雰囲気を評価する人もいる
(上野さん自身「東洋のヴィーナス」と賞賛されている)。
表現力で悩むという意味では日本人も外国人も関係ない。
外国人にもコンプレックスはあるのです」
と答えていました。
上野さんは15歳でローザンヌ・バレエ・コンクールで
スカラシップ賞を受賞し、その副賞としてモナコのアカデミー
・ドゥ・ダンス・クラシック・プリンセス・グレースで
2年間学ぶ機会を得、そこを首席で卒業した逸材です。
既にミラノ・スカラ座デビューも果たし、
バレエの本場である欧米での評価も高い。
その堂々とした受け答えに、上野さんの世界的プリマドンナ
としての自信が窺えました。
世界で活躍する日本人に共通して見られるのは、
日本人であることを誇りに思い、
その良さを堂々とアピールしている点。
「違いは個性である」と言い切れるところが素晴らしい。
芸術の分野では「個人」が
堂々と日本の良さをアピールできているのに、
どうして外交の舞台では「国として」
それができないのだろう?
蛇足ながら、知人に熱心なバレエ・ファンがいて
確認したのですが、日本にいる著名なバレリーナで、
現在人気実力共にトップで世界的にも評価の高いのは、
やはり上野さんらしい。
知名度が高く、お茶の間で露出度の高い人が、
必ずしも世界的に実力を評価されているわけではない、
というシビアなコメントも。
海外の舞台にどれだけ招かれプリンシパルとして活躍
しているか否かが、評価を分けるようです。
しかし芸術分野では公演事業を成功させる為に、
チケットを売りさばく財力も重要なファクターなので、
こと国内に限って言えばバック(親やパトロン等)に
ついている人次第で、実力とはあまり関係なしに、
もてはやされる傾向が強いのも事実のようです。
上野水香さんを見かけました。
プロのバレリーナに憧れる少女が
「外国人バレリーナの四肢の長さを見ると、
容姿的に見劣る日本人は太刀打ちできないのではないか?」
と、その揺れる心打ちを吐露すると、
上野さんは愛くるしい笑みを浮かべながら、
「そんなことはないですよ。
日本人には日本人ならではの良さがある。
技術的には何ら遜色はないし、
日本人が持つ雰囲気を評価する人もいる
(上野さん自身「東洋のヴィーナス」と賞賛されている)。
表現力で悩むという意味では日本人も外国人も関係ない。
外国人にもコンプレックスはあるのです」
と答えていました。
上野さんは15歳でローザンヌ・バレエ・コンクールで
スカラシップ賞を受賞し、その副賞としてモナコのアカデミー
・ドゥ・ダンス・クラシック・プリンセス・グレースで
2年間学ぶ機会を得、そこを首席で卒業した逸材です。
既にミラノ・スカラ座デビューも果たし、
バレエの本場である欧米での評価も高い。
その堂々とした受け答えに、上野さんの世界的プリマドンナ
としての自信が窺えました。
世界で活躍する日本人に共通して見られるのは、
日本人であることを誇りに思い、
その良さを堂々とアピールしている点。
「違いは個性である」と言い切れるところが素晴らしい。
芸術の分野では「個人」が
堂々と日本の良さをアピールできているのに、
どうして外交の舞台では「国として」
それができないのだろう?
蛇足ながら、知人に熱心なバレエ・ファンがいて
確認したのですが、日本にいる著名なバレリーナで、
現在人気実力共にトップで世界的にも評価の高いのは、
やはり上野さんらしい。
知名度が高く、お茶の間で露出度の高い人が、
必ずしも世界的に実力を評価されているわけではない、
というシビアなコメントも。
海外の舞台にどれだけ招かれプリンシパルとして活躍
しているか否かが、評価を分けるようです。
しかし芸術分野では公演事業を成功させる為に、
チケットを売りさばく財力も重要なファクターなので、
こと国内に限って言えばバック(親やパトロン等)に
ついている人次第で、実力とはあまり関係なしに、
もてはやされる傾向が強いのも事実のようです。