最初に小石川後楽園に行き、1時間あまり園内を散策した後は小石川後楽園を後にして、界隈を1時間あまり散歩した。一般道である。近隣に日中友好会館があるのを初めて知った。そこを通り過ぎて間もなく、後方から中国語が聞こえて来た。友好会館から出て来たのだろうか?わざわざ振り返ることもないが、途中の信号待ちで、その一群(と言っても年配男女とその娘2人と思しき家族連れ)が私達に追いついた。
両親は風貌からすぐに中国人とわかるのだが、2人の娘は茶髪のサラサラロングヘアを風になびかせ、有名ブランドバッグを手に持ち、ミニスカートにロングブーツ姿と言った、日本の若い女性と殆ど変わらない出で立ちで、後ろ姿では一見して中国人とはわからない。最近、日本の銀座界隈でも、有名デパートでも、日本人以上に気前良く買い物するのは、中国から大挙して訪れている富裕層と聞いているが、目の前の人達もその中の1人なのかと思った。
帰宅後見たニュースでも、来日中国人の間で最新の人気スポットは表参道で、街頭インタビューの「お買い物の予算額はお幾らくらいなんですか?」と言う質問に、失礼ながら見た目にはそれほど裕福そうでない中年女性が、涼しい顔で「150万円くらいかな」と即答していた。日本人なら一瞬躊躇するような質問に、寧ろ堂々と(自慢げに?)答えるあたり、拝金主義的な今の中国の風潮が窺えると言ったら言い過ぎだろうか。
今日の夕方のニュースでも、中国は自家用車の爆発的普及により、二酸化炭素排出量が米国を抜いたと報道していた。イタリアの有名ブランド、ベルサーチが日本から一旦全面撤退する一方で、中国では昨年度中に一挙に10店舗がオープンしたらしい。経済的豊かさは明らかに日本から中国にシフトしているように見える。国の規模がそもそも違うのだから、総量が違うのは当然と言えば当然だけれど。
さて、行く道でやたらと目に付いたのが自動販売機。50mと離れていない所に何台もある。さらに隣り合った建物の両方の玄関先に似たような自販機があって、一方が所謂激安機だったりする。全く同じ商品が2mと離れていない場所で100円と150円だったりするのだ。
1日24時間通電しているから、自販機設置コストも馬鹿にならないだろう。それにしても自販機の数、飽和を通り越して過剰である。自販機メーカーの販売利益ありきで、設置者の利益なんて2の次、3の次なのだろうか。米国LAの街頭ではまったく見かけなかったのとは対照的だ。街に溢れる自販機は、外国に行って改めて気づく日本の特異性のひとつだろう。(写真は、小石川後楽園内の小さな池。水位が低すぎて、水底と泳いでいる鯉の腹がスレスレのようにも見えた。大丈夫なのかな?)
小石川後楽園で気になったことがひとつ。池の水位が低かったり、滝の水が止まっていたり…、夏の降水量が少なかったから地下水が干上がっているのか?それとも何らかの天災の予兆なのか?まさか、そんなことはないよね。そう言えば、雨の翌日だったからなのか、蚊が半端なく多かった。運悪くスカートをはいていたので、入園した途端、足下が蚊の一斉攻撃を受けた。しばらく痒みが治まらないほど、一度に何カ所も刺された。私はシュバイツアー博士ではないから、私の血を吸った蚊は許せないなあ。木立の中でも蚊がまとわりついて大変だった。それでも、小石川後楽園は一見の価値がある。今度行くときは長袖にパンツルックで防戦(笑)すれば良い話だし。
両親は風貌からすぐに中国人とわかるのだが、2人の娘は茶髪のサラサラロングヘアを風になびかせ、有名ブランドバッグを手に持ち、ミニスカートにロングブーツ姿と言った、日本の若い女性と殆ど変わらない出で立ちで、後ろ姿では一見して中国人とはわからない。最近、日本の銀座界隈でも、有名デパートでも、日本人以上に気前良く買い物するのは、中国から大挙して訪れている富裕層と聞いているが、目の前の人達もその中の1人なのかと思った。
帰宅後見たニュースでも、来日中国人の間で最新の人気スポットは表参道で、街頭インタビューの「お買い物の予算額はお幾らくらいなんですか?」と言う質問に、失礼ながら見た目にはそれほど裕福そうでない中年女性が、涼しい顔で「150万円くらいかな」と即答していた。日本人なら一瞬躊躇するような質問に、寧ろ堂々と(自慢げに?)答えるあたり、拝金主義的な今の中国の風潮が窺えると言ったら言い過ぎだろうか。
今日の夕方のニュースでも、中国は自家用車の爆発的普及により、二酸化炭素排出量が米国を抜いたと報道していた。イタリアの有名ブランド、ベルサーチが日本から一旦全面撤退する一方で、中国では昨年度中に一挙に10店舗がオープンしたらしい。経済的豊かさは明らかに日本から中国にシフトしているように見える。国の規模がそもそも違うのだから、総量が違うのは当然と言えば当然だけれど。
さて、行く道でやたらと目に付いたのが自動販売機。50mと離れていない所に何台もある。さらに隣り合った建物の両方の玄関先に似たような自販機があって、一方が所謂激安機だったりする。全く同じ商品が2mと離れていない場所で100円と150円だったりするのだ。
1日24時間通電しているから、自販機設置コストも馬鹿にならないだろう。それにしても自販機の数、飽和を通り越して過剰である。自販機メーカーの販売利益ありきで、設置者の利益なんて2の次、3の次なのだろうか。米国LAの街頭ではまったく見かけなかったのとは対照的だ。街に溢れる自販機は、外国に行って改めて気づく日本の特異性のひとつだろう。(写真は、小石川後楽園内の小さな池。水位が低すぎて、水底と泳いでいる鯉の腹がスレスレのようにも見えた。大丈夫なのかな?)
小石川後楽園で気になったことがひとつ。池の水位が低かったり、滝の水が止まっていたり…、夏の降水量が少なかったから地下水が干上がっているのか?それとも何らかの天災の予兆なのか?まさか、そんなことはないよね。そう言えば、雨の翌日だったからなのか、蚊が半端なく多かった。運悪くスカートをはいていたので、入園した途端、足下が蚊の一斉攻撃を受けた。しばらく痒みが治まらないほど、一度に何カ所も刺された。私はシュバイツアー博士ではないから、私の血を吸った蚊は許せないなあ。木立の中でも蚊がまとわりついて大変だった。それでも、小石川後楽園は一見の価値がある。今度行くときは長袖にパンツルックで防戦(笑)すれば良い話だし。