はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

試写会報告(番外編)

2006年03月07日 | 映画(2005-06年公開)
(1)厳しくなる手荷物検査

「私は見ない。私は買わない」
最近上映前に、海賊版防止キャンペーンのCMが
本編上映前に流れるようになりました。
試写会では盗撮防止のために、入場前の手荷物検査が
実施されるように。昨日の試写会でも、行われました。
試写会状にもその旨明記されていたのに、
カメラを持ち込んだ人が何人もいたようで、
手荷物検査で発見され一時預かりとなったビデオカメラ、
デジタルカメラが10個前後ロビー設置の長テーブルに
置かれているのを、帰り際に見かけました。


驚いたのは、トイレが会場外にあるよみうりホールでは
トイレ退出時は出口で係員から再入場札を受け取るのですが
今回は出口から再入場ではなく、入り口で再び手荷物検査を
受けることになったのです。
ということは、おそらく前回にトイレ退出の際に、外部から
何らかの形でカメラを持ち込み、入場時の手荷物検査を
すり抜けた人がいた、ということなのでしょう。

奇しくも、今日、奈良の騒音おばさんの事件を受けて、
地元自治体で新たな騒音防止条例案が提出された、との
ニュースがありました。
迷惑行為や他者の権利を侵害する行為が看過できない状態
になったら、それを防止するための規則、法律が作られる。
一部の誰かがやれば、全体が疑われ、不便を強いられる。

冒頭のCM等でいくらやる側の良心に訴えても、何ら改善が
見られないから、法規制の方向に進んで行く。
近未来映画で、何から何まで規制された、管理された社会が
描かれたりしますが、それが現実のものになって行くような
イヤな予感、恐怖を感じます。

(2)トンデモ親子発見

昨日試写会で、とんでもない母子を見かけました。
試写会とは基本的に、何らかの懸賞に応募して当選した人が
一般に先駆けて無料で映画を試写できる機会だと思います。
来場した順に良い席を確保できるのは当然として、
昨日見かけた母子は、その権利を濫用しているようでした。

最初中央ブロックに近い通路側に2つの席を確保していた
50代と思しき母親。上映間近になって、20代と思しき
娘が来場しました。すると、前の座席に移動したのです。
私が空席を探していた時に、その座席と隣の座席には紙袋と
1冊の単行本が置かれていました。まさかその母親の持ち物
だったとは!さらに驚いたことに、その母親はその席に
コートを置くと、真ん中のブロックへズカズカと入って行き
何かを手にして戻って来て、再び後方の席に行き、座席取り
のために置いておいたらしい荷物を回収して来たのです。
つまり、二人の入場で合計8席を確保していたということ。
「座席がない」と会場内を右往左往する人が沢山いる中で、
いくらなんでもこれはないだろうと思いました。

結局この母子は、通路側の席を陣取り、隣の席には荷物を
置いたまま。良席を荷物置き場にするなんて、なんて身勝手
な母子だろう、と思いました。
その場で注意することもできたかもしれませんが、
こんな母子のために気分を害して試写会を台無しにするのは
御免だとの思いもあって止めました。
でもこの次見かけたら…一発お見舞いするかも
(って鉄拳ではなくて頂門の一針ね)
きっと20代の娘は、これが当たり前のこととして育って
来たのでしょうね。
この母子はおそらく一事が万事こういう感じなんでしょう。
こんなこと続けていたら、いつかバチが当たるぞ 
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