はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

米アカデミー賞速報…かな(^_^)

2006年03月06日 | 映画(2005-06年公開)
主な受賞者は以下の通り。予想通りの受賞あり。
意外な受賞あり。残念な結果あり。
受賞結果を見る限り、多彩な作品が受賞に名を連ね、
衰退ぎみと言われながらも、これだけの作品を輩出する
米映画界の層の厚さと底力を感じました。
同時に日本アカデミー賞の、一作品が賞をほぼ独占状態
というのは、やっぱりおかしいと思いました。
市場の大きさの違いを考慮しても、例えば独立系に日が一切
当たらない点など、日本アカデミー賞には問題があるように
思います。米アカデミーの、作り手を応援するような姿勢を
日本アカデミー賞も少しは見習って、映画界全体の繁栄、
明日に繋がるような方向性を模索すべきではないか?



作品賞  :『クラッシュ』
監督賞  :アン・リー『ブロークバック・マウンテン』
主演男優賞:フィリップ・シーモア・ホフマン
      『カポーティ』 
主演女優賞:リース・ウィザースプーン
      『ウォーク・ザ・ライン~君につづく道』
      (頑張り屋の彼女らしい前向きで感動的な
       受賞スピーチでした。心から祝福したい)
助演男優賞:ジョージ・クルーニー『シリアナ』
助演女優賞:レイチェル・ワイズ『ナイロビの蜂』
      (現在妊娠7ケ月!)
脚色賞  :『ブロークバック・マウンテン』
脚本賞  :『クラッシュ』
長編アニメーション賞 :
      『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ』
長編ドキュメンタリー賞:『皇帝ペンギン』
衣装デザイン賞:『SAYURI』
      (アドバイスした日本の方への謝辞を
       きちんと述べていました。)
美術賞      :『SAYURI』
撮影賞      :『SAYURI』
作曲賞       :『ブロークバック・マウンテン』
『キングコング』も音響賞、音響効果賞、視覚効果賞を受賞。
『ナルニア国物語~』はメークアップ賞を受賞。
外国語映画賞は南アフリカ共和国作品が初受賞。
アフリカ系米国人ラップ・グループの歌曲賞受賞も史上初。
日系の監督が撮った広島の被爆をテーマにした
短編ドキュメンタリーは、惜しくも賞を逃しました。

特別賞のプレゼンターとして登場した
メリル・ストリープとリリー・トムリンが
受賞者ロバート・アルトマンについて長々とおしゃべり。
互いに相手の話を聞いていないかのよう。
まるでおばちゃんの井戸端会議だ(^_^;モチロン演出)。
会場ではウケていました。

それにしてもプレゼンターはゴージャスな顔ぶれ
外国語映画賞のプレゼンターを務めたウィル・スミス、
外国語映画賞だからと、数カ国語で挨拶しました。
最初に彼の口から出た言葉はナント?!「コンニチハ」。
茶目っ気たっぷりのウィルに乾杯

藤原紀香はしっかり司会進行役を務めました。
事前学習も怠りなく、いろいろなエピソードを
織り交ぜての進行は見事です
傍らにいる伊原剛志は出番なし。というより楽し過ぎ(笑)。

関連掲示板⇒楽しく雑談板 

アカデミー賞速報としては、「日々のつぶやき」さんの記事も。
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