自然教育園パンフレット表紙より。
都心に残る貴重な武蔵野の森です。
小春日和の今日、目黒の国立科学博物館附属自然教育園に
行って来ました。
ここは、歴史を遡ること500年前に豪族の館があった所で
その後、高松藩主松平頼重の下屋敷(江戸時代)、陸・海軍
の火薬庫(明治時代)、白金御料地(大正時代)となり、その
間、一般人は立ち入ることができなかったそうです。それが
幸いして、都心でありながら豊かな自然が残ったのです。
1949年には全域が天然記念物および史跡に指定され、
以来一般にも公開されるに至ったようです。
我が家は子供が就学前から、家族でこのような自然公園を
訪ねては、四季折々の森の中を散策して来ました。
花々の咲き乱れた華やかで色とりどりの春、青葉の瑞々しい
初夏を経て、蝉時雨が耳をつんざく夏、葉が色づき落ち葉が
ハラハラと舞う紅葉の秋、そして枯れ草の絨毯が散策路に
敷き詰められ、じっと息を潜めたような冬。
四季それぞれの森に味わいがあり、訪ねるのが楽しみです。
3月に入り、森は確実に春の準備を始めています。
ため池には何十というヒキガエルの卵もありました。
園内至るところにベンチがあるので、天気の良い日なら、
のんびり日なたぼっこも楽しいですね。
■開園時間:9:00~16:30(入園は16時まで)
(5月1日~8月31日は17:00まで)
■休園日 :毎週月曜日。祝日の翌日。年末年始。
■入園料 :一般・大学生 :300円
小・中・高校生:無 料