はなこのアンテナ@無知の知

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GWは1泊2日で千葉は南房総へ 2日目ー1

2023年05月05日 | 国内旅行(旅の記録と話題)
タイトル写真は「誕生寺総門」です。「誕生寺」日蓮聖人生誕の地に建立されたと伝えられる名刹です。

前夜は鴨川温泉に浸かって、鋸山のハイキングの疲れもあって、ぐっすり眠れました。

前日のホテルのチェックインは5時過ぎだったのですが、ホテルの駐車場(無料)は既に満杯近く、ギリギリセーフで駐車出来ました👍。

それに伴い、翌朝の朝食時間も8時半からに。会場の混雑を避ける為、ホテルのチェックイン順に朝食開始の時間が指定されるようです。

写真はバイキングの朝ご飯。小ぶりながらアジの開きを1匹丸ごと食べられるのが嬉しい☺️。自宅ではこれだけの種類を毎朝は作れないので、朝から和洋中いろいろ食べられるのも楽しいです。

10時前にホテルをチェックアウトしてまず向かったのは、日蓮聖人(にちれんしょうにん)生誕の地に建立されたと伝えられる「小湊山誕生寺」写真は「誕生寺総門」

日蓮聖人が千葉の漁師町の生まれとは知りませんでした。


「総門」をくぐると石灯籠がお出迎え…その奥には「仁王門」が見えます。


「誕生寺仁王門」江戸前期1706年、二十六世大中院日孝上人の代に、水戸徳川の助力を得て建立されたと伝えられています。

誕生寺の七堂伽藍は、江戸中期1758年の大火で「仁王門」以外は全て焼失。ゆえに「仁王門」は創建当時の面影を今に伝える貴重な歴史遺産になっています。間口14.8m、奥行き5.8mの五間三戸瓦葺重層門は千葉県で最大のもの。


正面左右の脇の間に安置された仁王像は上総の仏師、松崎右京太夫の作。

あいにく正面はガラス貼りになっていて光の反射で仁王像がよく見えません。でも横から見るとバッチリ。迫力ある"お面構え"です。





参道沿いにずらりと居並ぶ石灯籠が圧巻です。枝垂れかかる松の大木が木陰を作ってくれています。この日も好天に恵まれ、青空をバックに風景がよく映えていました。すべての輪郭がくっきり明瞭に見えると言う感じ。


とにかく誕生寺の境内は松の枝ぶりが見事でした。新緑も相まって瑞々しさが際立ちます。


二股に分かれた松の大木の存在感が尋常ではありません。"主"ですね。

「日蓮大聖人御幼像」


言い伝えによれば、日蓮聖人がお生まれになった時(1222年2月16日)に「三奇瑞」と言われる不思議な出来事が起きたそうです。
1.誕生水:庭の片隅に清水が湧き出す→産湯に使われた
2.蓮華ケ淵:浜辺に青い蓮華が咲き誇る
3.鯛の浦(妙の浦):海辺には本来深海に棲み、群れをなさない鯛が群れになって現れる


「誕生寺祖師堂」「祖師堂」とは各宗で、その宗祖、開山の像や位牌などを安置する堂。開山堂、大師堂とも。誕生寺の祖師堂は鴨川市内最大の木造建築なんだそうです。

「真言宗」の御影堂は伽藍の中心から外れて建てられますが、「日蓮宗」では本堂と並び建てられ、「浄土宗」では祖師堂が本堂でもあるようです。




道路を渡ったところにある「本堂」。近くには「宝物館」も。あいにく定休日でした。かつては一帯がすべて寺の土地で、道路等なかったのかもしれませんね。

拝観料無料で自由に拝観出来ますが、その代わり寺についての説明資料が一切ありません。境内の解説板があるにはあるのですが、朽ちて読めないものも。

まずはこの「境内案内図」で全体像を把握した方が良いのかもしれません。


拝観者用の駐車場は見当たらず、すぐ近くの有料駐車場を利用。当地も全然混んでおらず、ゆったり境内を散策出来ました。

唯一残念だったのは、久しぶりにおみくじを引いてみたら、見事に「凶」を引き当てたこと。やっぱり本厄の年なんだなあと実感。息子には「今が底ってことだから、もうこれ以上悪くならないし、これから良くなる一方ってことで良いんじゃない?」と慰められました。

それでも往生際悪く「もう一度引こうかな」と言ったところ、「それは欲張り!」とピシャリ。息子に窘(たしな)められた齢60の母でした…

2日目ー2につづく…

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