塗色変更後の「サロンカーなにわ」

　1994年5月22日に兵庫県村岡町で行われた　第45回全国植樹祭の　お召列車に使用の際更新工事を受け　同時に外部の黄色

も明るい色に変更され　現在の塗色になりました。　　

　　　　


　　　　1994年06月00日撮影　山陰本線　安栖里駅　　　　　　　　　　　　ＤＤ51　1116　　サロンカーなにわ

　お召列車に使用された直後なので　鮮やかさが一段と冴え渡り　藁屋根にトタンを被せた古い農家が　時代を忍ばせます。


　　　　


　　　　1998年07月12日撮影　福知山線　藍本～草野　　　　　　　　　　　　ＤＤ51　1193　　サンカーなにわ

　此のころになると　バブル景気が崩壊し　ジョイフルトレインの運転は少なくなっていましたが　それでも月に何度か動いていて

今ほど自とが集中することはなく　ゆったり撮影することが出来ました。　　　

ＤＤ51 1119号機牽引「サロンカーなにわ」

　今日の午後に　予定通り4泊5日の入院を終え戻って来ました　退院後は普通の生活に戻ればいいと言われましたが　腹部に内

視鏡を入れての手術なので　動けば少し傷みが有り　暫くはおとなしくしていなければならない様です。

　入院中にネットで「なにわ」の琵琶湖一周や　看付きのＥＦ66の運行状況を見るにつけ　もどかしい思いをしていましたが　車の運

転は問題ないと言う事なので　無理せず少しずつ鉄分を補給して行こうと思っています。

　今日は　古い写真の中から　ＤＤ51牽引の「なにわ」をアップします。

　　　　


　　　　1992年08月00日撮影　播但線　寺前～長谷　　　　　　　　　　　　ＤＤ51　1119　9921レ　　快速マリン但馬

　当時大阪から但馬や若狭迄　夏の海水浴シーズンになると　快速「マリン但馬」や「マリン若狭」と言った　臨時列車の運転が盛ん

でしたが　中でも「なにわ」を使用した快速「マリン但馬」は　グリーン料金だけで乗車できるので　家族連れや少数のグループに好

評だったようです　当時独身の私は　海水浴には縁も無く　もっぱら写す事に専念していました。

　大阪～姫路間ＥＦ58 150号機　姫路～鳥取間ＤＤ51牽引の運転だった快速「マリン但馬」ですが　当時ＤＤ51にぞっこんの私は　当

然播但線への出動でした　特に連続勾配の続く（通称生野越え）は　ＳＬの時代から有名撮影地が多く　ＤＬ牽引になっても煙を吐き

ながらの力行は　見応えが有りました。

　寺前を発車した列車は　市川の流れを左に見ながら中国山地に分け入り　生野までの登り勾配を駆け上ります　長谷駅の手前の

少し開けた直線区間での撮影ですが　山あいにエンジンの音を響かせながら　猛然と通過していきました。

　続いて最も有名な撮影地点から。

　　　　


　　　　1992年08月00日撮影　播但線　寺前～生野　　　　　　　　　　　　ＤＤ51　1119　9921レ　　快速マリン但馬

　ＳＬ時代から下り列車撮影の　最有名撮影地で　ＳＬ時代の貨物は　Ｃ57の前にＤＤ54の補機が付き　一度は来たいと思っていま

したが　昼の間に上って来るのは客レが1本の上　貨物には前補機が付いたので　本数を稼げる寺前迄しか来ませんでした　こうし

て見ると前補機がついても　本務機のＣ57の煙もすごかったでしょう。

　1983年出場当時の「サロンカーなにわ」の姿です　今の塗色より黄色の色が　少し暗い感じの色合いでした。