エネルギー革命も1974年ともなると SL終焉の時が終わりに近付き 各地で名残りを惜しむように お別れ運転が行われていました それでも山陰本線幡生口や 北
海道。南九州地方などでは 最後の煙を上げていたので 連休などには出かけていましたが 日帰りで行くには遠すぎます 当時ブルトレブームの真只中だったので 電
気機関車をとも思ったのですが 近くには福知山線も走っていたので 架線の下を窮屈そうに走る姿より 架線の無いデイーセル機関車の方に興味を覚え 暇を見て時々
出かける様になりました。
大型蒸機デイーゼル化の先駆けとなったDF50 活躍の場も少なく短かったDD54に続いて 今日は DE10・DD51をアップします。
1974年7月撮影 福知山線 武田尾駅 DE10 1697 試運転
生瀬付近への撮影に出かける途中 武田尾駅に停車しているのを見かけ 慌てて下車して写しました。
次の列車で生瀬駅に着くと ここでも通過列車待ちで停車していたので。
福知山線 生瀬駅 DE10 1697 試運転
DD54牽引の普通列車も見えます。
旋回窓付きの耐寒仕様です 調べてみると 1974年川崎重工大阪車輛部製造で 1974年6月19日金沢鉄道管理局 敦賀第二機関区に新制配備され 秋田機関区を経て北
海道に渡り 1986年10月6日宇都宮機関区に転属 2024年9月の廃車まで 50年の長きに亘り活躍を続けました。
関西では 旋回窓付きの機関車を見る機会は少なく 暫く眺めていたのを思い出します。
その時写したDD51の画像も上げておきます。
生瀬~武田尾 DD 51牽引 下り普通列車
短いトンメルを抜けて 武庫川渓谷に沿って武田尾に向かい所です 複線化で新線に付け替えられ 道路拡幅工事に伴い 今は国道176号線となっています。