“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

P盤歌手のMさんに果たして陽が当たる日は来るのか?!

2009年01月10日 19時24分53秒 | Weblog
渋谷の事務所にMさんという旧知の歌手が、
菓子折りを持って訪ねて来ました。
歌手といってもMさんは、いわゆるP盤の歌手です。

P盤の歌手とは、レコード会社でレコードを作っても、
レコード会社がプロモートを一切してくれない、
自分でレコードを売らなくてはいけない、
いわば日陰に咲く一輪の花のようなプロの歌手です。
言うならば、いわゆるテレビで目にしラジオから歌声が流れてくる歌手と、
自主制作でレコードを出したアマチュアの間のような、
それでいてれっきとしたプロの歌手といえます。

Mさんは、熊本県の出身で、中学卒業後上京し、
「若いお巡りさん」のヒットで知られる曽根史郎さんの弟子になり、
歌手デビューを目指していました。
しかし、なかなかその夢は実現せず、
一時は歌手になる夢をあきらめて、様々な職を転々としました。

でも、20年ほど前にP盤ながらレコードが出せることになり、
これまでキングレコードから6枚のレコード、CDを出して来ましたが、
すべてP盤でのリリースです。

僕とMさんが知り合ったのはもう15年くらい前のことですが、
当時Mさんは、かの有名な霊感占い師・藤田小女姫さんに師事し、
多くのアドバイスや啓示をもらっていました。

ところが、その小女姫さんがハワイで奇禍に遭い不慮の死を遂げてからというもの、
自分の人生の舵取りに迷い、迷走を繰り返していました。

そんなある時、Mさんは霊夢ともいうべき不思議な夢を見たのだそうです。
なんでも夢枕に立った小女姫さんに導かれてらせん階段を昇っていくと、
見知らぬ白髪の老人がテーブルを前に座っており、
その老人から「お前は歌とは何と心得ているか?」と訊かれたそうな・・・
Mさんが答えに窮していると、老人は「歌とは心だ」といい、
歌について、心に響く歌唱法についてMさんにコンコンと語って聞かせたそうです。
それ以来、Mさんの歌に対する認識や歌唱法が一変したといいます。
現在Mさんは東京の世田谷区で「A1カラオケ歌唱塾」なるカラオケ教室を主宰し、
40人ほどの生徒に歌唱法の指導をしています。

そのMさんは、昨年還暦を迎えました。
そして、これからの晩年期の生き方を模索する中で、
僕にかつての小女姫さんのような生き方のアドバイスを求めて来たのです。
Mさんに会うのは10年ぶりくらいです。

でも、僕には小女姫さんのようなリーディングの能力はありませんし、
そのアドバイスの内容も小女姫さんには遠く及ばないかもしれません。
僕は、「それでもよければ、僕に出来る範囲でアドバイスをさせていただきます」と言いました。

その上で、Mさんには、
「歌の道はあなたにとって天職です。
迷わず、諦めることなく、今後も続けて下さい。
今は一生懸命人脈を作りをする時で、
一人知り合えば、それがあなたの血となり肉となり、あなたの将来につながる。
特に今年は、一生懸命自らの芸に磨きをかける時。
ここ3年ほどじっくり腰を据えて頑張れば、4年後には花開きます」
とアドバイスをしました。

果たしてMさんが花開く日が本当に来るんでしょうか?

いや、Mさんに陽の当たる日が来れば、
きっと僕にも陽が当たりますね!


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