この連休中、「手相がすごく悪いのでじっくり見てほしいんです」という
独身の女性のお客様がみえました。
そこで、最初に、
「手相が悪いというのは、どこかの鑑定所で見てもらったのですか?」
と訊ねると、「自分で本で調べてみました」とのこと・・・
「じゃあ、じっくり拝見しましょう」ということになりまして・・・
「具体的にはどのへんが悪いと思ったんですか?」と訊ねると、
「本にも載っていたんですが、ここの結婚線が途中から下に折れ曲がったようになっていて、
ここの線(感情線)を越えているんです」
「ははぁ、なるほどね。で、本にはなんて書いてありました?」と聞くと、
「結婚運が悪くて、離婚するかもしれないと・・・」ですって!
なるほど、なるほど・・・たしかによくそんなふうに書いてある本もありますよね。
それが、現在、恋人募集中の彼女にとっては相当にショックだったでしょうね。
さて、この方の悩みにお答えするにあたって、
まず手相における結婚線の基本的な定義についておさらいをしておきましょう。
小指のつけ根の下の部分のふくらみ、ここを水星丘といいますが、
この水星丘のところに小指側から出て横に走る線を結婚線といいます。
この結婚線は、結婚生活の状態や結婚の時期など結婚運を読むための線です。
たとえば、結婚生活の状態についていうならば、
この結婚線が小指側から真っ直ぐにくっきり伸びているほうがよいとされ、
先述の女性のように、
途中で線が下がるのは結婚運が悪いとしているケースがほとんどです。
でも、ここが問題です。
自分は結婚線がさがっていて結婚運が悪い、だから結婚できない、
あるいは結婚はしないほうがよいと解釈するのは妥当かどうかということです。
実は、決してそんなことはありません。
結婚するしないは本人の意思で決めることであって、手相を見て決めることではないのです。
また手相も、かのカントが“手は人間の外なる頭脳である”と言ったように、日々変化していくのです。
それも、心の持ち方一つで・・・
つまり、結婚生活に対して、結婚相手に対して、
相手を思いやる気持ちや幸せな家庭を作っていこうというポジティブな気持ちがあればこそ、
いくら結婚線がさがっていようが、その結婚生活はプラスの方向に進んでいくのです。
同時に、さがっていた結婚線も修正されていくともいえるのです。
こうした前提をお話した上で、僕は彼女にさらにこう切り出しました。
「改めてうかがいますが、○○さんは独身ですよね?」
「はい」
「まだ結婚されていないということは、
この手相が語っている結婚生活の状態は実際は稼動していないということですよね」
「あ、そうか!そうですよね?!」
「手相は未来を表しますが、
それは決してあなたのmustの人生を予知しているものではなく、
そうならないように注意しようという、
あくまでも“転ばぬ先の杖”的なものなんです」と。
ちなみに、これは一つの見方ですが、
たしかにこの方の結婚線は下に折れて感情線を越えているので、結婚運が悪いともいえますが、
よーくよーくルーペを使って見るとその折れ方がやや直角状に曲がっているがゆえに、
これは財運線が上に向かって伸び、結婚線と合流しているとも読めます。
あはは、なんだかとっても独断的で都合のいい読み方かもしれませんが、
こう読めば、この方は結婚によって財をつかむとも読めるわけで、
だとすれば、この女性はきっと幸せな結婚ができるともいえるわけす。
いや、そもそも手相を含め、占いに絶対はないのです。
畢竟、自分の心が前向きになれるならば、
都合良く、調子よく解釈するのも重要なことなのです。
たかが手相、されど手相・・・
皆さんもそれくらいな気楽な気持ちで手相と向き合って下さい。
☆インターネットより鑑定予約できます!
連載小説『不死鳥伝説殺人事件』も読めます↓↓↓
渋谷の父 ハリー田西 “渋谷占い”
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そこで、最初に、
「手相が悪いというのは、どこかの鑑定所で見てもらったのですか?」
と訊ねると、「自分で本で調べてみました」とのこと・・・
「じゃあ、じっくり拝見しましょう」ということになりまして・・・
「具体的にはどのへんが悪いと思ったんですか?」と訊ねると、
「本にも載っていたんですが、ここの結婚線が途中から下に折れ曲がったようになっていて、
ここの線(感情線)を越えているんです」
「ははぁ、なるほどね。で、本にはなんて書いてありました?」と聞くと、
「結婚運が悪くて、離婚するかもしれないと・・・」ですって!
なるほど、なるほど・・・たしかによくそんなふうに書いてある本もありますよね。
それが、現在、恋人募集中の彼女にとっては相当にショックだったでしょうね。
さて、この方の悩みにお答えするにあたって、
まず手相における結婚線の基本的な定義についておさらいをしておきましょう。
小指のつけ根の下の部分のふくらみ、ここを水星丘といいますが、
この水星丘のところに小指側から出て横に走る線を結婚線といいます。
この結婚線は、結婚生活の状態や結婚の時期など結婚運を読むための線です。
たとえば、結婚生活の状態についていうならば、
この結婚線が小指側から真っ直ぐにくっきり伸びているほうがよいとされ、
先述の女性のように、
途中で線が下がるのは結婚運が悪いとしているケースがほとんどです。
でも、ここが問題です。
自分は結婚線がさがっていて結婚運が悪い、だから結婚できない、
あるいは結婚はしないほうがよいと解釈するのは妥当かどうかということです。
実は、決してそんなことはありません。
結婚するしないは本人の意思で決めることであって、手相を見て決めることではないのです。
また手相も、かのカントが“手は人間の外なる頭脳である”と言ったように、日々変化していくのです。
それも、心の持ち方一つで・・・
つまり、結婚生活に対して、結婚相手に対して、
相手を思いやる気持ちや幸せな家庭を作っていこうというポジティブな気持ちがあればこそ、
いくら結婚線がさがっていようが、その結婚生活はプラスの方向に進んでいくのです。
同時に、さがっていた結婚線も修正されていくともいえるのです。
こうした前提をお話した上で、僕は彼女にさらにこう切り出しました。
「改めてうかがいますが、○○さんは独身ですよね?」
「はい」
「まだ結婚されていないということは、
この手相が語っている結婚生活の状態は実際は稼動していないということですよね」
「あ、そうか!そうですよね?!」
「手相は未来を表しますが、
それは決してあなたのmustの人生を予知しているものではなく、
そうならないように注意しようという、
あくまでも“転ばぬ先の杖”的なものなんです」と。
ちなみに、これは一つの見方ですが、
たしかにこの方の結婚線は下に折れて感情線を越えているので、結婚運が悪いともいえますが、
よーくよーくルーペを使って見るとその折れ方がやや直角状に曲がっているがゆえに、
これは財運線が上に向かって伸び、結婚線と合流しているとも読めます。
あはは、なんだかとっても独断的で都合のいい読み方かもしれませんが、
こう読めば、この方は結婚によって財をつかむとも読めるわけで、
だとすれば、この女性はきっと幸せな結婚ができるともいえるわけす。
いや、そもそも手相を含め、占いに絶対はないのです。
畢竟、自分の心が前向きになれるならば、
都合良く、調子よく解釈するのも重要なことなのです。
たかが手相、されど手相・・・
皆さんもそれくらいな気楽な気持ちで手相と向き合って下さい。
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