瞬間接着剤が破断したので、もっとちゃんとくっつけないと。
よく見ると、そもそもこの構造、ちゃんと強度を考えて作られているのか疑問ですね。。。
それらも含め、「百均プラリペアもどき」で修理します。
百均のネイルアート用の溶剤。
これがプラスチックを溶かすので、割れた面に塗ると、元あったみたいに(?)ガッチリくっつく(はず)
接着剤のように塗って、ギュッと押さえます。
あっという間に固まりました。
ただこれだけでは不安です。。。
というのも・・・
白いのはコーヒーを砕くセラミックの歯で、写真はその内側です。
歯車のように十字にくぼみが切ってあります。
セラミックの歯を駆動するのが、今回割れちゃったこのプラスチックのパーツ。
穴の左右にある出っ張りが、セラミックの十字のくぼみに嵌まって回転の力を伝えます。
その二つの出っ張り、なぜか断面はT字型になっています。
原料をケチったのでしょうか、、、これっぱかしを・・・
割れがこの部分を通っていて強度的に問題となる可能性があるので、埋めておきました。
このプラスチックのパーツ、真ん中の穴の両側に溝が切ってあります。
これが何の働きをしているかというと・・・
歯を回す軸に羽のような出っ張りがあり、こいつがこの溝に嵌まって、回転の力をプラスチックパーツに伝えているのですね~
コーヒー豆ってけっこう固いので、挽くときハンドルを回すにはかなり力が必要で、すぐに疲れてしまったりもします。
その力を、軸のちょっとした小さな羽で、プラスチックの溝に伝達するのです。
溝にかかる力はおそらく相当なもんですよね。。。
溝を補強するのは難しいので、割れが広がらないようアルミシールを貼りました。
なおかつ、軸の羽と溝がガッチリ噛んで溝をなめたりしないようにするため、穴を広げる方向に力が働かないよう、針金で絞っておきます。
これ以上は無いぞ、というくらいの補強で、ちょっとやりすぎかという気もしますが・・・
まぁ、ここまでやれっておけば安心でしょう
早速近くの林道迷路に走りに行きました。
前回パスした道を逆走して探索したのち(どうせ行き止まりだろうから)、鍋焼きうどんを食べたところでコーヒーを作ります
順調に行き止まり
さらに想定通り行き止まり
ところが途中で迷路にはまったらしく、知らないところに出てしまいました~
怪我の功名
林道から少し歩きますが、とってもいい景色です
さてコーヒーを作るか。
ミルに豆を入れて、、、回す。
ガ、スカスカスカ・・・
「・・・!?」
あれだけ念には念を入れて修理したのに・・・
万全だと思ったのですけどね。。。
試し挽きしてから来るのでした。
やはりぶっつけ本番はいけませんよね。。。
仕方なくお湯を飲んで帰りました
うむむ、しかしなかなかうまくいきませんね。
CITUSミル。。。なかなか手ごわいヤツです・・・
いろいろ考えて作られているのですね~
思いも寄らない理由でした