佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



先月蒔いた、そばの花が満開になりました。

白く可憐な花です。

残暑厳しい中、ここまで育ちました。

それぞれの植物が、それぞれの特性に合った育て方をすることで良い成長が出来るように

行政の運営も、部門毎にまた一つ一つの事案にあった戦略が必要とされています。

まさに行政運営から行政経営です。

市長はこの5年間で、市債を約70億円返済し、財政調整基金を約50億円積み増ししました。

しかしながら、高齢化がすすみ10年後に団塊の世代が後期高齢者となると

高齢者福祉に50億円プラスかかるうえに、老朽化した道路や公共施設、下水道の更新と

出て行くお金は止めどもなくあるわけです。

そのために歳出を増加させる・・

11月議会は、企業誘致について一般質問する予定です。

8月議会で質問した、航空機騒音の低減について、佐倉市としても独自で国に対して陳情する方向で動き出しました。

昨年の11月議会で航空機騒音の低減についての意見書を作成提出、一般質問を経て、

市の独自の取り組みに結びつける所まで、一年かかりましたが、なんとかたどりつけました。

 

今回の補正予算では、ひったくり犯防止のための県助成金による防犯カメラの予算が増額補正され

10台の防犯カメラが設置されます。

2月議会で、私は、防犯カメラの設置のための県助成金の申請をしない理由を問いました。

パトロールの延べ人数と述べ回数を示すことで(これ以上自主防犯団体のパトロールを増やすことは無理!)

パトロールだけではカバーできない現状を理解してもらい、防犯カメラの設置のための県助成金の申請につなげました。

やはりここまでに6ヶ月かかりました。

行政を動かすのは時間がかかります。

しかしながら、議員は、行政を動かすのに時間がかかることを見越して、先見性を持つことこそ今求められていると思います。

美味しい手打ちそばをイメージしながらそばを育てるように、佐倉市の10年先20年先を見据え、イメージする事が大切です。

だからこそ、教育も想像力を育てるのが大切なのです。

 

 



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