佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



 

ユーカリが丘4丁目防災を語る住民懇談会&ハワイアン・ライブコンサートが自治会と管理組合共催で開催されました。

向こう三軒両隣の関係作りです。

増田自主防災委員長より挨拶。

石川初代委員長は、水や食事、トイレの備蓄について、家具の転倒防止について参加者の意見を伺いながら防災講話をしました。

前防災委員長平井さんが所属するレイフラワーズの演奏はハワイアンだけにとどまらず、日本の名歌まで幅広く演奏下さり、

皆で一緒に合唱もしました。

今回の催しの目的である「ご近所カフェ」で、備蓄など防災について語らいながら、ご近所の方々と顔見知りになるきっかけづくりが達成できました。



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第15回日本早期認知症学会で大牟田市 大谷るみ先生の講演を伺う機会を得ました。

人口12万人高齢化率34パーセントの大牟田市が、認知症ケアの取り組みをスタートするにあたり、高齢者の方3,000名、

認知症の方のご家族3,000名、高齢者福祉・病院職員3,000名のアンケートを取ることから始めました。

このアンケート結果から

1.小学校単位の地域の身近なネットワークの構築

2.認知症を隠さず、恥じず、見守る、支える地域全体の意識向上

3.認知症ケアと地域づくりの要となる推進員の育成

という地域課題をしっかりと掴んだことがポイントだと思います。

また、大牟田市は、10年前から小学校区ごとに徘徊模擬訓練を実施しています。

訓練では認知症の高齢者が行方不明になったとい う想定で、実際にその役目を担った方が行く先を誰にも告げずに地域を「徘徊」 し、

連絡を受けたネットワーク(警察・消防・中学校・タクシー会社・コンビ ニや商店など)が、捜索に協力するというものです。

しかし「徘徊する高齢者」を見つけるのは、意外に難しく「あれ、 あの人おかしいな」と思っても、通常は声をかけるところまでは至りません。

捜索の参加者であっても特徴に関する情報がうまく伝わっていないこともあり、 訓練の後でそうした反省会も行われていると伺いました。

また、子どもと家族が一緒に認知症を学べるよ うにと、絵本「いつだって心は生きている」の制作に取り組み、この絵本を使った教育は、

小学校 4 年生から中学校 2 年生を対象に、総合学習の 時間を使って行う取り組みもしています。

子どもたちへのアンケートでは、「あなた の家族や親戚、近所の人が認知症になったら、あなたにできることがあると思 いますか」

との質問に対して「あると思う」の回答が、学習前と後で明らかに増えたそうです。

大牟田市の認知症ケアの取り組みで大きな役割を担っているのが、認知症コーディネーターです。

認知症コーディネーター養成研修事業は、平成 15 年度からスタートし受講者は認知症介護の経験がある専門職。

認知症コーディネーター(2年で400時間の講義を受けて終了)を毎年12名ずつ養成し、現場で認知症を支える担い手として活躍しています。

小規模多機能型居宅介護事業所には、必ず配置するという大牟田市独自基準も設けています。

千葉県でも独自に認知症コーディネーターを5日間の日程で養成が始まりましたが、まだ現場での活用と認知度が低いのが課題となっています。

佐倉市のさくらパス、1万人いる認知症コーディネーター、地域資源を最大限活用し多職種で認知症を支える体制づくりがいそがれています

 大牟田市徘徊模擬訓練  https://www.youtube.com/watch?v=bvszwSlgoY4

 NHK視点・論点「認知症を考える 安心して徘徊できる街」 http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/188975.html

 

 



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