昨日は村井嘉浩宮城県知事の講演をきいてきました。
村井知事は、防衛大学を出て、ヘリコプターのパイロット自衛官として
東北に在任していた経験が生かされ、大震災での被災を俯瞰の目線でぶれる事なく
この1年余りを指揮して来られたのだと思います。
パワーポイントを使って、大震災の教訓、復興ビジョン、将来にむけてのポイントと内容の濃い1時間でした。
先月訪れた南三陸の方から、
頑張れば住める地区の復旧・復興を先に行政が進めていく方針について話しを伺いましたが、
知事の講演で宮城県全体の復旧・復興と国との関係についてきくと、
まったく復旧の手が入らない地区がある理由がわかりました。
その後、自治体間連携について、三人の首長によるパネルディスカッションがあり、
災害時に自治体間の連携をいきなり取る事は難しく、平時からいかに連携を取っておくかがポイントであると、
今回の震災を踏まえて議論されました。
子育て、高齢者の見守り、障がい者への支援も平時から近所同士の見守り、支援が大切なように
個人も行政単位もお互い様の関係が大切ですね。