蛙の合唱が始まりかけたとき、
帰宅した娘、
職場の同僚から
蛍の話を聞いたとか。
それで
ちょっと気になって外に出た。
我が家は
庭より一段上がって建てている。
見下ろしてみる。
広がる闇に眼を凝らしてみた。
そして見つけた!
淡い淡い
儚げな光の点滅を。
蛍だ!
毎年に輪を飛び交ってくれる蛍が、
この夏も
庭のあちこちに誕生してくれたようだ。
少し前に
草の幹に蛍が産み付けた卵を
見つけていたが、
実際に蛍の光に出会うまで、
気が気ではなかったのである。
まだ生まれたばかりなのか、
儚げな光を放ちながら、
舞う気配を見せない。
しかし
明日くらいから
ツィ~~と舞ってくれるはずだ。
「おい、ホタルや。今年も来てくれたぞ」
呼びかけると、
妻と娘も急いでやってきた。
しばし蛍の光の点滅を眺めながら、
コロナも忘れて
幸せな一時を送った。
帰宅した娘、
職場の同僚から
蛍の話を聞いたとか。
それで
ちょっと気になって外に出た。
我が家は
庭より一段上がって建てている。
見下ろしてみる。
広がる闇に眼を凝らしてみた。
そして見つけた!
淡い淡い
儚げな光の点滅を。
蛍だ!
毎年に輪を飛び交ってくれる蛍が、
この夏も
庭のあちこちに誕生してくれたようだ。
少し前に
草の幹に蛍が産み付けた卵を
見つけていたが、
実際に蛍の光に出会うまで、
気が気ではなかったのである。
まだ生まれたばかりなのか、
儚げな光を放ちながら、
舞う気配を見せない。
しかし
明日くらいから
ツィ~~と舞ってくれるはずだ。
「おい、ホタルや。今年も来てくれたぞ」
呼びかけると、
妻と娘も急いでやってきた。
しばし蛍の光の点滅を眺めながら、
コロナも忘れて
幸せな一時を送った。