こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

不器用もんだから

2021年06月04日 10時12分08秒 | 日記
自分でコメや麦を作らないので、
藁やもみ殻は営農頼りである。
翌日が大雨とかで懸命な作業に終始した。
運び終わって、畑を眺めると、
前日に草刈りを終えた畑は、
いい感じに仕上がっている。
犬と自由に触れ合いながらの野菜作りを
テーマーにした「わん・ラン・マン農園」だ。
柵作りから、畑の区画分け、排水の溝堀……、
遅々と進まぬ作業を根気よく続けている。
何をするにしても不器用な私。
時間がかかるのは仕方がない。

私の転職である調理師になるために、
23で書店員を退職、
調理の専門学校に通い始めた。
当時は外食産業が脚光を浴び始めた時期。
料理なら僕にだってと安易な転身だったと思う。
しかし調理実習はもう四苦八苦。
運動神経が人より劣る私、
フライパン返しや、
包丁のサバきなど……いやはや。
実習仲間は年齢もバラバラの男女。
定年者も、中学校卒業性も、水商売転々など、
バラエティに富んだ顔ぶれだった。
それが良かったたんだろうな。
笑われても気にならない。
子供の頃、
級友に笑わられて劣等感に苛まれたのとは雲泥の差だった。
二年がかりの調理師誕生である。

辛抱・継続の二輪車なら、なんでも実現する。
人生通じて得た最高の教訓と言っていいのかな。(ウン)

さあ麦わらの片付けと保管に掛かるとするかな。
コメント
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