こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

コエタゴ?

2021年06月25日 02時59分33秒 | 日記
昨日は赤カナメの植垣の剪定をした。
5mほど植え込んだものだが、
垣根にもってこいの成長の早さだ。
それは逆に手入れが大変だということになる。
いつも上部をかなり刈りこむが、
身長の1.5倍近くの樹高とあって、
かなり悪戦苦闘する。
植木屋が使ってるような脚立はないし、
安い切り込みバサミはすぐに切れなくなる。
1mぐらい切り込むと小休止。
その繰り返しで、
なんとか三分の二が終わった。

夕方5時半には畑に向かう。
水やりである。
雨が降れば泥田になるのに、
好転が続くと水の補給が欠かせないという皮肉。
畑の中に何か所かポリバケツを埋め込んで、
水の中継地にしているが、
水を使えば減った分を補う。
近くの水路から灯油用タンクを使って運ぶことになる。
思いタンクをぶら下げて運ぶのも、
暑さが加われば「ヒーヒー」ものだ。
運ぶのに難儀しながら思い出す。
子供の頃、
父が肥え担桶(タゴorタンゴ)を、
天秤に担いで畑へ運んでいた姿を。
汲み取り便所の時代、
人の糞尿は貴重な肥料代わりだった。
チャプチャプと中身が波打ち、
臭いにおいが漂う。
学校帰りに出くわすと悲劇だ。
まして地下足袋をはいた父のゴッテウシ(?)姿は、
一緒に帰る友達に見られるのは恥ずかしかった。
知らんぷりを決め込んで、
鼻を押さえ顔を顰めて通り過ぎたものだ。
今思えば懸命に家族のために働く父を、
誇りに思うのが当然である。
今更だが、亡き父に自戒の念を届けたい気がする。
大体人間てやつは、
手遅れを悔やむという繰り返しをする
愚かな動物なのだなあ。(ウン)
コメント
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