こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

ほーほー、ほーたるどこやねん?

2021年06月02日 03時08分46秒 | 日記
日暮れてすぐベランダに立った。
薄闇を眺めていると、
不思議に落ち着く。
一日の疲れを吸い取ってくれるようだ。
(えっ?)
ふいにほたるが目の前をよぎると、
ツィーっと流れるように消え去った。
元気なやつだと感心する。
あとは目を凝らしても
ほたるは姿を見せる気配はなかった。
一匹狼いや一匹ほたるか?
かっこいい。いやいや自然の危機の一端かも知れない。
子供の頃、
ほたるの乱舞は私が生まれ育った田舎では普通だった。
家の中に侵入されることはしょっちゅうだった。
根っからオビンタレだった私は、
兄引っ張られていったほたる見物で、
光のシャワーの中に立ち尽くしたことを覚えている。
綺麗と思う前に怖さが先行したのだろう。
いまや一匹のほたると遭遇するのが
幸運といえる時代なのかも知れないなあ。
コメント
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