鏡を見ると、
亡き父と
相貌がそっくりになっていることに気付く。
昔から母親にそっくりと言われ続けてきた私の中に、
ちゃんと父が居すわっていたのだなあと感慨深い。
そういえば、
私の性格も父譲りと言っていいかも知れない。
寡黙で働く姿しか思い出せないような父。
家族4人、その団らんの場から、
いつも一歩も二歩も距離を取って、
自分の家族の談笑を眺めていたと思う。
今の私がそうなのだ。
家族が集まって賑やかにやっている場に、
私はいない。
家族のために料理を作っているか、
目的もなくパソコンに向かいながら、
ちらちらと家族の様子を窺いながら、
ひとりほくそえんでいる。
それで十分幸せな父親である。
父もそうだったのだ。(ウン)
亡き父と
相貌がそっくりになっていることに気付く。
昔から母親にそっくりと言われ続けてきた私の中に、
ちゃんと父が居すわっていたのだなあと感慨深い。
そういえば、
私の性格も父譲りと言っていいかも知れない。
寡黙で働く姿しか思い出せないような父。
家族4人、その団らんの場から、
いつも一歩も二歩も距離を取って、
自分の家族の談笑を眺めていたと思う。
今の私がそうなのだ。
家族が集まって賑やかにやっている場に、
私はいない。
家族のために料理を作っているか、
目的もなくパソコンに向かいながら、
ちらちらと家族の様子を窺いながら、
ひとりほくそえんでいる。
それで十分幸せな父親である。
父もそうだったのだ。(ウン)