こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

がむしゃら

2021年06月20日 11時19分15秒 | 日記
コロナ関係の仕事につく知人。
連日おそくまで働いている。
暫くは休日もシフトを組み直し不規則だという。
そこに働く人たちには感謝しかないし、敬服するしだいだ。
これからもコロナ収束に向けて
頑張ってほしいと願うばかり。

仕事といえば、
私が初めて働いたのは、
加古川駅前にあったG書店。
本が好きということもあって選んだ仕事だった。
当時の個人商店、時間があってないといってもよかった。
休みは月~2回。それがなくなる月もあったっけ。
勤務時間もお客さん次第というところがあった。
夜11時過ぎまでなんてことはしょっちゅう。
それもすべて、
今でいうサービス残業だったなあ。
それでも若さってすごい。
くたくたになりながらも眠ると翌日は復活、
朝8時出勤(加古川まで通勤時間を考えて5時半には家をでてたと思う)
そして平均して夜10時ころまで勤務。
馬車馬状態の働き方だった。
不思議なのが、
そんな中、アマチュア劇団に参加していたこと。
少しの時間を見つけては練習に駆け付けていた。
このアマチュア劇団へ導いてくださったのは、
書店の常連さんだった小学校の先生。
黙々と働く姿が先生の目に留まったらしかった。
仕事から趣味までガムシャラだった青春、
生きる原点を育んだ日々が懐かしい。
人生の師と出会えたのも、
損得を考えない若き時代があったからだろうな。
尊敬してやまない先生も、
二年前に施設へ入られたと聞いている。

今は新しい時代、その担い手の若者たちには、
自分の生き方をがむしゃらに貫いていってほしいと願うのみだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おじぞうさんがつなぐ父と息子のいま

2021年06月19日 00時56分48秒 | 日記
先日何年振りかの帰郷を果たした息子が、
「懐かしかった。あのお地蔵さん、まだあった」
えらく感激してみせた。
最寄りの駅から我が家まで、
50分ちかくかけて歩いたらしい。
途中母校である小学校に立ち寄り、
通学路を散策しながら辿り、
路傍にある古いお地蔵さんを見つけ、
記憶を蘇らせたのだ。
「お父さんと一緒に歩いたんだ」
帰り道で、季節の草花にふれたり、
畔で寝転んでみたり、
時間をかけて楽しんで帰ったものだった。
中でもお地蔵さんを前に、
お話を聞かせたのが一番記憶に残っているという。
「毎日挨拶していくんだぞ。
お地蔵さんはお前たちを見守ってくれているんだから。
大人になっても、
お父さんたちに代わって守ってくれるんだ」
なんてことを話したらしい。
「俺、毎日お地蔵さんに挨拶してたんだ」
父の知ったかぶりうんちくを、
真面目に聞き取り実行していたのは初めて知った。
「そのおかげかな。今の俺があるの」
あまりの真面目顔に、
妻や娘らは噴き出していたが、
私は感無量の思いだった。

名古屋や静岡に暮らす息子、
言葉も向こうのものになっていたが、
心は田舎者の素朴さを失っていないようだ。(胸の内で恵比寿顔になっていた。笑)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キューリを丸かじり

2021年06月18日 09時32分39秒 | 日記
暑い!
じっとしていても暑い日が続いている。
それでも畑に足を運ぶのは止められない。
怠れば野菜は見捨てられたも同然だから。
昨日はキューリを何本か収穫した。
トマトはまだ薄緑の実が顔を出したばかりだ。
キューリを一本ゴシゴシ手で拭い、
齧った。みずみずしさが口に広がる。
最近は丸かじりする機会は滅多にないが、
子供の頃はおやつ代わりだった。
キューリは塩をまぶすこともあったが、
殆どは巣の儘を丸かじりしていたなあ。
どちらにしても美味かった。
トマトもおやつ代わりの丸かじり。
普段着だった白いランニングシャツが
ぐっしょり濡れるのも気にならなかったっけ。
暑い時期は下も白い半ズボンが
田舎の子供の定番だった。

さあ家でキューリを、
きのう作りおいた肉みそで食べるとするかな。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨の晴れ間

2021年06月17日 11時11分10秒 | 日記
かなりの雨に閉じ込められた後、久々の晴れ間。
庭に出て花たちとご挨拶。
次々と主役が入れ替わる花たちは、
私につかの間の安堵をくれます。
(?)
白い花が咲いたばかりなのに、
葉っぱに穴がポツポツ。
虫食い発見!
いつもするようにピンセットを取って来て、
葉っぱの裏側についている虫を捕獲……(あれれ)
思うように摘まめません。
集中を心掛ければかけるほど、
ピンセットの先がかすかに揺れ出す始末。
なんとか虫を摘まみ取りましたが、ため息が。
これも加齢のなせる業なのでしょうか。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父の日を前に

2021年06月16日 12時25分18秒 | 日記

孫は連れずにきのう長女がやって来た。
介護福祉士の彼女、
コロナワクチン接種を受けて、
臨時の休日ができたかららしい。
そう思っていたら、「はい。父の日の前倒しよ」
差し出したのはサーティワンアイスクリームのケース。
実はアイスクリームは大好物。
冬の寒い時期でも食べてしまうほど。
「死んだら棺にアイスクリームを入れてくれよ」
日頃からジョーク半分に言っている。
だから父の日のプレゼントってわけだ。
感動に浸りかけると、
「さあみんなで食べよう。お母さん何がいい」
現実に戻った。
私一人のためじゃないのは分かっていたが、
オイオイ、ネタ晴らしが早すぎるぞ。

しかし、この娘のおかげで、
私は父親なんだと自信を持ち続けられる。
誕生日は勿論、
私の記念日は忘れずに、なにがしかで祝ってくれる。
息子二人は論外だが、
末の娘も若いから、
そこまで気が回らない。
ただ一人(?)父親に愛を向けてくれる。
ありがとうな、○○実。
父親冥利に浸る私。
ラブポーションサーティワンを口に入れて、
ジュワーッと幸せをかみしめた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

取り換え顛末

2021年06月15日 10時11分51秒 | 日記
応接間の天井照明が切れた。
サークル型の電球を替えればいいと外したが、
店もネットもなんと同じ形態のものが売っていない。
仕方なくしばらく放っておいたが、
帰郷した息子が暗いのを見かねたのか、
前のマンションで使っていたLEDのが
余っているというので、
早速送ってくれた。
そこまではよかったが、
取り換え作業が悪戦苦闘。
天井を見上げての作業が昔のようにはいかない。
足元がふらつくのは何とかなるが、
上を向きっぱなしは辛いきつい!
しかも前の照明器を取り付けたのが相当前のこと。
外し方は度忘れ。
ネットで調べて何とかなったが、
天井に設置の部品が劣化、欠けてしまった。
購入に出向くのもすぐには叶わず、
今や待機状態。
いつになtったら
明るい応接間を取り戻せることやら。
照明器の取り換えもさることながら、
年齢を取り換えられたなあと、
ため息をつきながら、
真昼間に夢を見るのだった。(大笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地獄のち天国

2021年06月14日 10時01分03秒 | 日記
夜中、いきなりの強い雨。
収まる気配もない中、ゴロゴロと遠雷。
(カミナリ!)
体が緊張する。
子供の頃は
カミナリが怖くてたまらなかった。
雷光に雷鳴、逃げ惑う私。
蚊帳の中のど真ん中で布団をかぶりブルブル。
学校の授業中でも、
頭を抱えてブルブル。
生きた心地のしない時間を送ったものだ。
長じた今も変わらない。
表向きは平気を装っても、
震えを隠すのに必死といった塩梅。
光った時から
鳴り渡るまでの時間が短くなると、
地獄のの閻魔様の前に引っ張り出されたようなものだ。
大体からして、
雷鳴雷光には敏感だ。
スワっとなり、ブレーカーを落とし、
アンテナやコンセントは全部引き抜いて回る。
家族に顰蹙を買っても、
恐怖心が成せる行動だからやむを得ない。
することがあったのに、
布団で震えているうちに寝入ってしまったようだ。

今朝はウソみたいに晴れている。
玄関策のプランタンを見ると、
ジャスミンの花が!
咲いた記憶のない花が開いていた。
鼻を寄せるといい匂いが、いや香りだ。
地獄の次は天国、
人間簡単に見捨てられることはないらしい。
紫陽花も小さいながら花開いた。
幸せな気分で源ちゃんと遊んだ。
傍の畑は昨日仕上げた畝が、
そしてスイカが元気いい。
今年は期待できそうである。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麦刈り

2021年06月13日 03時46分57秒 | 日記
今どきの麦刈りはコンバインでラクラク。
子供の頃は手刈り。
家族総出、
それに手伝いの人が加わった。
左手で株を握り、右手の鎌でザクッ。
4株ほどをひとまとめに刈り終える。
年季が入った人ならリズムよく、ザクザクザクッ!
子供には4株を握れず何回か分けて刈った。
炎天下だと暑いし、
汗だくだくの大変な作業になる。
腰をかがみっぱなしだから、
腰がすぐ痛くなる。
子供ながら、
やはりみんなに負けないようにと気張るが、
経験がある兄や父にはしょせん勝てっこなかった。
刈り終えた麦を束にするのも、
大人の巧みな手さばきに感心するばかりだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父ゆずり

2021年06月12日 09時20分26秒 | 日記
鏡を見ると、
亡き父と
相貌がそっくりになっていることに気付く。
昔から母親にそっくりと言われ続けてきた私の中に、
ちゃんと父が居すわっていたのだなあと感慨深い。
そういえば、
私の性格も父譲りと言っていいかも知れない。
寡黙で働く姿しか思い出せないような父。
家族4人、その団らんの場から、
いつも一歩も二歩も距離を取って、
自分の家族の談笑を眺めていたと思う。
今の私がそうなのだ。
家族が集まって賑やかにやっている場に、
私はいない。
家族のために料理を作っているか、
目的もなくパソコンに向かいながら、
ちらちらと家族の様子を窺いながら、
ひとりほくそえんでいる。
それで十分幸せな父親である。

父もそうだったのだ。(ウン)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畑の水やり

2021年06月11日 10時01分39秒 | 日記
暑い日が続き、畑の水やりも欠かせなくなった。
水道設備が揃っているわけではない畑、まずは水運び、
近くの用水路からバケツに入れて「ヨイショヨイショ」
野菜の水やりが終わったころは、
暑さと筋肉の痛みが。
昔も今も水やりは重労働である。
この間帰郷した長男がいみじくも言っていた。
「ちんまい頃、兄弟4人総動員されて水を運んだけど、
水いっぱい入ったバケツリレー、
小学校に上がったかぐらいの子供には無理やったで。
水はこぼれて、野菜にかけてやる時は半分以下やったやんか。
いま考えたらめちゃくちゃな話やんか」
炎天下、庭の草木や畑の野菜の水やりは、
家族そろってわいわいキャーキャーと、
それでも楽しかった思い出だ。
今はもうやりたくてもやれなくなった。
白髪のおじいちゃん一人が「エッチラオッチラ」(ハァ~)
傍で源ちゃんも呆れてみている。(?)
日差しがきついので、畑のど真ん中にテントを張って、
涼を取りながらの気長な作業を続けた。
梅雨なのに雨が降らないと、
これが毎日……考えたくないよ~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする